俳優の二宮和也さんが主演を務める日曜劇場「マイファミリー」(TBS系)最終話が2022年6月12日に放送され、すべての誘拐事件のきっかけとなった5年前に失踪した東堂樹生(濱田岳さん)の娘・心春(野澤しおり)の生死をめぐりさまざまな意見があがっている(以下ネタバレあり)。
父の上司と母親の不倫を知ってしまった心春は…
ゲーム会社「ハルカナ・オンライン・ゲームズ」社長・鳴沢温人(二宮さん)とその妻・未知留(多部未華子さん)が愛娘・友果(大島美優さん)の誘拐事件をきっかけに、家族を見つめ直すストーリー。元刑事で温人の友人・東堂は真犯人とコンタクトをとるために、自らが模倣犯となって友果を誘拐。指名手配された身でありながら、心春の行方を追う…。
最終回では、温人らと警察の協力によって、誘拐事件の真犯人・捜査一課長の吉乃栄太郎(富澤たけしさん)が逮捕された。捜査1課・葛城圭史(玉木宏さん)の調べによると、当時吉乃と母親・亜希(珠城りょうさん)の不倫を知ってしまった心春は、スマートフォンで浮気現場を写真に収めた。両親の仲を取り戻そうと吉乃に狂言誘拐を持ちかけるが、吉乃はまず心春に写真を消去させようとし、勢い余って心春を階段から突き落としてしまう。
心春の生死については明言されていないものの、留置場にいる東堂に会いに来た亜希のスニーカーが泥だらけだったことや、東堂が「(心春に)会えたのか?」と尋ねた際に嗚咽を漏らしながら頷いたこと、また葛城のセリフのなかで「(吉乃は)実咲ちゃんも心春ちゃんのように遺棄してしまえばいいと…」とあったことなどから、視聴者の間では
「亜希さんのあの登場シーンでずっと謎だった心春ちゃんの安否、行方が表現されるとは…」
「東堂(樹生)と亜希さんが出会うまでは、間接的に心春ちゃんの死を表現してたんだなあ。事件の説明とは真逆の描写方法だ」
「一夜明けても、心春ちゃんのショック引きずる… ドラマ自体はすごい面白かった。でも、とにかく東堂家がつらすぎる…」
「東堂家の結末が辛すぎて、ラストの幸せ家族と面会室の対比が残酷」
などと心を痛める声が多くあがっている。