【スラムグルメ】ひさびさにポテト以外! アフリカ最大のスラムでホルモンを食べたらこうなった / カンバ通信:第143回

ロケットニュース24

ジャンボ〜! アフリカはケニア在住、ポテトジャーナリスト(ポテト評論家 / 本業・タクシー運転手)のチャオスです。いつも変なポテトばかり食べて腹を壊しているオレだけど、今回は久々にポテト以外の食べ物をレポするよ!

行ってみたのはケニア最大はもちろん、アフリカ最大とも言われる超巨大なスラム街「キベラスラム」だ。ここにはスラムならではの食べ物も数多く出店されていて、その中のひとつがヤギや牛の「ホルモン」屋さんだ。

どこかの店やお肉屋さんでヤギや牛がシメられると、ホルモン屋さんの彼らは「小腸」だけを買いに行く。そしてそれらを洗い、焼いたり(ホルモン焼き)、ボイルしたり(モツ煮)と料理して売るわけだ。


オレが注文したのはホルモン焼き。テイクアウトをお願いした。すると店員さんは「おや、なぜここで食べていかないのかい?」と尋ねてきたので、答えにくいけど、オレはこう言った。


この場所はとても埃っぽくて汚れていて、さらに匂いがキツいので持ち帰りたい」と。すると店員さんは快諾してくれて、「あなたのために包みましょう」と特別にパッキングしてくれた。


それがこれ。


味は……


うまい。


だが3時間後、予想通り下痢になった。しかし病院やENOが出る幕もないレベルの下痢だったので、「塩と唐辛子とコショーを入れて沸騰させた飲み物」を飲んだところ、数分で治った。

スラムの食べ物なのだから、このくらいは当然。ちなみに価格は50ケニアシリング(約50円)。胃腸の強い人なら楽しめるかもだけど、危険なので一人では行っちゃダメだ。クワヘリ!

執筆:チャオス(カンバ族)
超訳:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.

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