バナナ色の巨大ナマズが釣り上げられる

GIGAZINE


悪魔のような形相の深海魚」や「顔のない魚」など、地球には奇妙な魚類が多数生息しています。新たに、釣り人のマーティン・グラッツ氏がオランダで「巨大なバナナ色のナマズ」を釣り上げたことが話題になっています。

Fisherman Boats Beautiful Yellow Catfish | Field & Stream
https://www.fieldandstream.com/fishing/german-angler-catches-mandarin-catfish/

Extremely rare, bright-yellow catfish caught in the Netherlands | Live Science
https://www.livescience.com/giant-yellow-catfish-leucism

今回グラッツ氏が釣り上げたのは、ヨーロッパの河川を中心に生息しているヨーロッパオオナマズです。ヨーロッパオオナマズは体長2.7m、体重130kgという巨大な個体も確認されている大型の淡水魚で、一般的な個体は、背側が黒味がかった緑色に黄色い斑点が見られ、腹側は白色か薄い黄色であることが知られています。


しかし、グラッツ氏が釣り上げたヨーロッパオオナマズは、背側がバナナのような鮮やかな黄色で、腹側は白色です。グラッツ氏はバナナ色のヨーロッパオオナマズを釣り上げた時の状況について「釣った際の手応えは、大きなノーザンパイクを釣り上げた時に匹敵していました。しかし、釣り上げた魚の色を見た瞬間にパニックに陥りました」と語っています。


科学系メディアのLive Scienceは、このヨーロッパオオナマズは色素が減少して体色が薄くなった白変種と考えられると述べています。グラッツ氏は写真を撮影した後、ヨーロッパオオナマズが「さらに大きくなること」を願って川に戻したとのこと。Live Scienceは「将来の釣り人に、さらなる驚きを与えるでしょう」と締めくくっています。


この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
「セクシーすぎる唇を持つ魚」がSNSで話題に、人っぽい唇や歯を持つ魚は想像以上に多い – GIGAZINE

釣り上げた魚が口の中に飛び込んで釣り人が一時死にかける – GIGAZINE

「顔のない魚」やどこからどう見てもペニスな深海生物が世界中で話題に – GIGAZINE

科学者たちが「雨が降ると川のギンザケが大量死する」という謎を20年かけて解き明かす – GIGAZINE

「乱交とウイルス」を利用して増えすぎたコイの防除を図る方法をオーストラリア政府が検討 – GIGAZINE

・関連コンテンツ

2021年10月25日 12時30分00秒 in 生き物, Posted by log1o_hf

You can read the machine translated English article here.

Source

タイトルとURLをコピーしました