立浪監督はなぜ福留孝介を使い続けるのか 20打数無安打で打率.000…代打采配に疑問の声

J-CASTニュース

   中日が本拠地・バンテリンドームでDeNAに勝てない。2022年5月18日の試合は5点のビハインドを一時は追いついたが、再び2点を勝ち越されると8回に阿部寿樹の4号左越えソロで1点差まで迫ったが反撃及ばず。同球場でDeNAに5戦全敗で借金生活に逆戻りした。

   心配されるのが45歳の大ベテラン・福留孝介だ。9回の先頭で代打に起用されたが空振り三振に倒れ、開幕から今季24打席、20打数無安打で打率.000。「ファームに落とすべき」の声も上がるが、その処遇は難しい。

  • 立浪監督(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)

    立浪監督(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)

  • 立浪監督(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)

「威圧感が他の打者と違う」

「福留もノーステップでタイミングを取ったりして何とかしようと必死です。1本ヒットが出れば精神的にも楽になってガラッと変わると思うんですけどね。立浪和義監督も現役時代の晩年で代打稼業になり、その難しさは誰よりも理解している。相手バッテリーに与える威圧感が他の打者と違いますし、結果が出なくても勝負所で起用しているのでしょう」(地元放送局の関係者)

   20年限りで阪神を退団し、14年ぶりに古巣・中日に復帰した昨年は91試合出場で打率.218、4本塁打、18打点をマーク。交流戦で29打数10安打、打率.345をマークするなどチームへの貢献度は高く、若手にも打撃で助言を送る姿が見られた。

   今季は3月25日の開幕戦・巨人戦(東京ドーム)に「3番・左翼」で先発出場。44歳10か月でNPB開幕戦スタメン出場は史上最年長記録だった。相手右腕・菅野智之と試合前まで通算打率.313と相性の良さを買われて起用されたが、2三振を喫するなど4打数無安打と結果を出せなかった。

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