まぁダメではない…のか?
「AYANEO AIR」「AYANEO SLIDE」「AYANEO 2」「AYANEO NEXT」などなど、バリエーションに富んだハンドヘルド型PCを手掛けてきたAYANEO。
その最新モデル「AYANEO NEXT LITE」が発表されました。中国では予約受付中ですが、日本では未定。
見た目は最近流行りのポータブル型PCですが、特徴的なのはその中身にあります。
非公式OSを搭載
「AYANEO NEXT LITE」には、なんとSteamOSが搭載されています。SteamOSはSteamを運営しているValve謹製のPC「Steam Deck」にのみ搭載されており、基本的には配布はされていません(一部機能はオープンソース)。
すなわち「AYANEO NEXT LITE」は、非公式OSを搭載したPCということ。どうやらSteamOSの非公式ディストリビューションであるHoloISOを載っけてるようですね。非公式なのでValveからのサポートも受けられませんし、動作するソフトの保証もありません。
スペックはRyzen 5 4500UもしくはRyzen 7 4700U、ディスプレイは7インチのIPS。GPUはVegaで、Steam Deckよりも世代が古いため、グラフィック描写にはやや不安があるところ。HoloISO由来のゲームがプリインストールされます。
気になる価格は299ドル(約4万3400円)。一番古いSteam Deckが5万9800円なので、その価格差を保証やスペックに見い出せるかどうか。でも、UMPC界隈はこういう変化球が面白いのも事実なんですよねぇ。