文通費は特権的待遇の最たるもの – 鈴木宗男

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 ドイツのメルケル首相が16年の任期を終え、退任式が行われている。

 テレビから送別曲を聴きながら、目に涙を浮かべるメルケル首相の姿が神々しく見えた。

 ドイツでは退任する大統領、首相が選んだ曲を連邦軍音楽隊が演奏するのが慣例となっており、メルケル氏は東ドイツで過ごした学生時代の1974年に発表された「パンクの母」と呼ばれたニナ・ハーゲンの「カラーフイルムを忘れたのね」をリクエストしたと報道されている。

 40数年前の学生時代を振り返りながら、どんな思いで聴いていたか想像するだけでも、その感慨いかばかりかと思う次第だ。

 ドイツは勿論、世界にその名を知らしめた偉大な指導者に敬意を表したい。

 日本維新の会初当選の小野たいすけ、池下卓両衆院議員が問題提起した任期1日で100万円もらえることになった文書通信交通滞在費について自民党は「日割りで法改正し、使途公開などはそれから議論する」という提案をされたが、維新としては使途公開、未使用分の返還を提案しており、話がまとまっていない。

 誰が見ても特権的待遇の最たるもので、ここは「身を切る決意と覚悟」を国民に示すことが必要である。

 国民目線に合った中身にすべく維新は頑張って参りたい。

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