Googleは米国時間6月7日、ビデオ会議ツール「Google Meet」をアップデートし、ピクチャーインピクチャーウィンドウからより多くの操作を可能にすると発表した。
提供:Google
ピクチャーインピクチャーウィンドウでは以前から、会議からの退室と、カメラやマイクのオン/オフが可能だ。今回、さらに5つの操作が可能になった。それは、挙手、会議内チャットの使用、字幕のオン/オフ、ピクチャーインピクチャービューのより効果的なリサイズ、フレキシブルなレイアウトの利用だ。
PC上の「Chrome」でのみ利用できるピクチャーインピクチャーウィンドウは、常に前面に表示される小さな画面であり、会議に参加しながら別のタブやウィンドウを閲覧しやすくするものだ。Googleによると、メモをとったり、会議関連の文書を見たり、プレゼン中に参加者の反応を確認したりするのに有用だという。
米CNETは、最も優れたビデオチャットアプリを総括する記事の中で、Google Meetの「最大のセールスポイント」は、「Googleスライド」「Googleスプレッドシート」「Googleドキュメント」など他のGoogleアプリとの連携だとしている。Googleのアプリにすばやくアクセスできるため、プロジェクトに共同で取り組んだり、イベントを企画したりする研究グループにとって、Meetは便利なツールとなっている。
アップデートは最大15日かけて段階的にリリースされる。Googleはピクチャーインピクチャーモードを開始する手順をヘルプページで公開している。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。