たいしたことのない出来事や、他愛ない話でもつい笑ってしまう、そのような10 代の半ばから後半にかけての女性の年齢を示す慣用句として「箸が転んでもおかしい年頃」というものがある。筆者も高校生の頃はとにかく毎日が楽しくて、ヘラヘラ笑って過ごしていた記憶しかない。人生において無敵のボーナスタイムとも言える青春時代を謳歌している女子高生たちの恋愛は、令和と平成でどう変わったのだろうか。
今日は、イラストレーター兼WEB漫画家のイッヌ@slumgaiさんの投稿『今と昔の女子高生の恋愛の違い』について、皆さんにご紹介しようと思う。
イッヌさんは先日、平成の女子高生と令和の女子高生の恋愛の違いをシュールかつコミカルなイラストで再現した画像をInstagramへ投稿した。
こちらの投稿には、多くの「いいね!」が付いており、インスタ上で話題となっている。それではさっそく、この投稿について詳しく解説します。
写真加工の方法にも大きな変化が!
まず、一つ目の違いは「連絡先の交換編」だ。
令和の女子高生たちはお互いのインスタをフォローして、チャット機能で連絡を取り合うのがメインなのに対し、2000年代後半の女子高生たちはmixiでマイミク申請を行うことで連絡先を交換している。
当時を知る元女子高生からは「mixiとか懐かしすぎw足跡とか気にしていたw」とのコメントも上がっていた。こう書くと、mixiがまるで過去のSNSのように思いがちだが、サービス自体は今も現役なので、昔作ったアカウントをまだお持ちの方は、たまにログインしてみるとおもしろいかもしれない。
続いて、二つ目の違いは「写真撮影編」だ。
平成後半の女子高生は元祖加工アプリの「SNOW」を使って、撮影した顔写真に犬熊の耳を付けがちだったが、令和の女子高生たちは「Beauty Plus」や「Meitu」などの部分加工ができるカメラアプリを使うのが主流となっている。
筆者の体感では「SNOW」が流行ったのも、それほど昔ではない気がするが、言われてみればたしかに、ここ最近は、動物耳のエフェクトがついた写真をネット上で見かけていない。
三つ目の違いは、「出会い方編」だ。
昔は出会いと言えば合コンだったのに対し、今ではマッチングアプリがメインとなっている。
なお、大手のマッチングアプリは、基本的に高校生は利用禁止だ。マッチングアプリの普及によって、異性との出会いが簡単になった反面、普段は世界線が交わらないような変な奴ともエンカウントしてしまう可能性が高くなったので、人を見る目を養うのが何よりも大切である。
寝る前の電話は、寝落ち通話が主流に!
四つ目は「カップル動画編」についても見ていこう。
少し前まで、動画と言えば「ミクチャ」だったが、現在は「TikTok」に移行している。筆者は平成初期生まれなので、残念ながら、カップル動画に関してはノータッチの人生だったが、Z世代前半の皆さんであれば密かに憧れていた人も多いのではないだろうか。
ラスト、五つ目の違いは「寝る前の電話編」だ。
ガラケー世代の女子高生は、常に通話時間を気にしながら恋人と電話していたようだが、令和の女子高生…