季節は春爛漫。
気温が20℃を超える夏のような日も珍しくなくなってきました。
こうなってくるとフェスやマルシェなどの野外イベントに行きたくなりますが、気を付けておきたいのが昨今の日本の空事情。晴れの予報でも急な雨が降ったりします。ゲリラ豪雨に見舞われた経験のある人も多いのでは。
今回は、そんな突然の雨もなんのその! すっぽりかぶるだけで雨を防げる「ポンチョ」を紹介します。
ポンチョってなんだ
ポンチョとは、四角い生地の中央に穴が開いており、そこに頭を通して着るシンプルな構造のウェアです。
今回紹介するmeanswhile(ミーンズワイル)というブランドの「Cordura Ripstop Packable Poncho」は、雨に対応するためのレインポンチョと呼ばれるスタイルのモノ。
レインポンチョにはフードが装備されているので、手軽に羽織れて雨をしっかり防げます。
しかも、シルエットにかなりゆとりがあるので、カバンを肩からかけたまま、バックパックを背負ったままでも着用できます。
だから、野外イベントや山登り、自転車移動時など、傘のさせないシーンでかなり便利。
そして、裾がすべて開いている開放的な作りなので、レインコートやレインスーツよりも通気性が良いです。湿気の多い夏の雨の日でも蒸れにくいのがうれしい。
そんなワケで、レインポンチョは羽織るだけで突然の雨からも身を守ってくれる、シンプルで心強いレインウェアなのです。
とにかく高強度
meanswhileは、デザイナーである藤崎尚大氏が2014年に立ち上げたストリートブランド。“身体に最も近い道具”としての機能を追求したファッションを提案しています。
吟味された素材を使ったアイテムは、デザイン性もありながら機能性も素晴らしく、ファッション系以外のフォロワーも多い、いま注目のブランドなのです。
そのmeanswhileからリリースされた「Cordura Ripstop Packable Poncho」は、その名の通り「Cordura(コーデュラ)」という素材を使用しています。
「Cordura」は、アメリカのインビスタ社が製造販売している素材で、同社独自の強度に優れた糸を使って作られており、摩擦や引き裂き、擦り切れに強い、高強度が特徴です。
ファッション系アイテムをはじめ、カバン、テントなどのアウトドア用品にも利用されているので、もしかしたらタグを目にしたことがあるやもしれません。
「Cordura Ripstop Packable Poncho」は、ただでさえ高強度の「Cordura」を使用したことに加え、引き裂き防止システムであるRipstop(リップストップ)を採用しています。
Ripstop生地とは、格子状に繊維を縫い込んだ生地で、その名のとおり「Rip(裂ける)」ことを「Stop(食い止める)」特徴があり、万が一何かに引っかかって穴が開いたとしても、そこからさらに引き裂けたり、穴が広がることを防止します。
「Cordura」自体、引っ張ったり擦れたりしても、穴が開いたり破けるなんてことはほぼないので、このポンチョがどれだけ強靭な素材のモノなのか、お分かりいただけたかと思います。
そして軽い! この軽さも大きな特徴と言えるでしょう。
機能性のかたまり
「Cordura Ripstop Packable Poncho」は、内側のポケットに収納できるパッカブル仕様。
小さくたたんでカバンの中にしのばせておけば、人間の予想を裏切った神のお遊び的ゲリラ豪雨時でも、サッと出して、サッとかぶる! それだけでOK。
裾はスナップボタンにより開閉具合を調節でき、袖のないポンチョ型ながら調節用のゴム紐を指や手首に通せば生地がバタつきません。
丈の長さも、調節用ゴム紐を使って腰の辺りで調節すれば、風の強い時も裾がバタつかず、気温が低い時は保温アウターとしても使用できます。
付属のゴム紐はすべてリフレクター仕様なので、視界の悪いゲリラ豪雨や夜の闇でも、アナタの存在を相手に知らせ、身を守ってくれるでしょう。
一生モノとして
「Cordura Ripstop Packable Poncho」は、ハイパフォーマンスな素材や作り、機能性、デザイン性を考えれば、4万9500円という価格もナットクです。
そもそもレインポンチョをたくさん持つ必要もないので、一生モノとしてコレひとつだけで十分かと。
これからの雨の多い季節。アウトドアで、野外フェスで、山登りで、そしてストリートで使いたい! いやかぶりたい! 自信を持っておすすめできる逸品です。
Photo: カネコヒデシ
Source: meanswhile