やあ、ポケモンGOトレーナーのみんな! いよいよ『ホウエンツアー』が差し迫ってきたが、コンディションはバッチリかな? ツアーはGOフェスと並ぶ年間最大級のビッグイベントである! 全身全霊でホウエンツアーを楽しもうぜ!!
それはさておき、この記事では先日の「ホウエンツアー in ラスベガス」に参加してきたお兄さんが『ホウエンツアー 必勝立ち回りプラン』を提案したい。後から「あれをやっておけば良かった……」なんて後悔しないために、きっちり目を通しておいてくれよな!
・32時間ぶっ続け開催!
まず前提としてお伝えしておきたいのは、同じ「ホウエンツアー」でもラスベガスとグローバルは内容がやや違うということ。なのでもしかしたら「話が違う!」なんてこともあり得るかもしれないが、そこはあらかじめご了承いただけると幸いだ。
さて、ホウエンツアーは来たる2023年2月25日(土)10時から2月26日(日)18時まで、今年は32時間ぶっ続けで開催される。「完全燃焼待ったなし!」と思う一方で「歯止めが利かなそう……」とも思える異例の長さなので、無茶だけはしないようお気を付けいただきたい。
で、ラスベガスの経験から言えることは「ホウエンツアーには3つの軸がある」ということ。ズバリ「ゲンシレイド」「10kmタマゴ割り」「野生」である。この3つをどんなバランスでこなしていくかが「後悔しないホウエンツアー」を過ごすポイントと言えるだろう。
・その1: ゲンシレイド
ゲンシレイドに登場する「グラードン」と「カイオーガ」は、1発目の進化にそれぞれ400エナジーが必要だ。1度にもらえるエナジーは平均80だったので、ゲンシグラードンとゲンシカイオーガを育成するためには最低5回ずつはゲンシレイドをこなす必要がある。
図鑑埋めのため色違いも進化させるなら10回ずつ、その後ゲンシレベルを上げるならそれ以上の回数を周回する必要があるため、ゲンシレイドにはそれなりに時間を取られるハズ。メガラティアスとメガラティオスが10カ月近く寝かされたことを考えれば、今回やっておくのがベターだろう。
もちろんどちらもメチャメチャ強いので、今回ばかりはしっかりパーティを組んでおきたいところ。また、ラスベガスでは短いターンでタマゴが出続けていた。それも考慮しつつ「自分は何回ゲンシレイドをやっておくべきか?」を前もって設定しておきたい。ゲンシレイドは最重要課題の1つである。
・その2: 10kmタマゴ割り
本イベントの目玉の1つが、色違い初実装となった地域限定ポケモンの「コータス」「トロピウス」「ジーランス」だ。鼻息をフンフン言わせ「タマゴを割りまくる!」と意気込んでいるトレーナーも多いとは思うが、最もキツいコースであることは間違いないだろう。
というのも、ラスベガスでは有料オプションで「10kmタマゴが出やすくなる」「割れる距離が1 / 4」などが発生したが、グローバルでは基本的に「いつも通りのタマゴ割り」である。距離はともかく「10kmタマゴが全然出ねえぇぇええ!」なんてことも十分あり得るハズだ。
一方で「割らなきゃ出ない」のが悩ましいところで、タマゴ割りに関しては「頑張ってくれ……!」としか申し上げられない。スーパー苦行ではあるが「コータス」「トロピウス」「ジーランス」が手に入るのは10kmタマゴだけであった。
・その3: 野生
イベント中は「熱砂漠」「不思議世界」「緑地」「ゴツゴツ海岸」のテーマ順にポケモンがローテーションで入れ替わる(おそらく1時間ごと?)。色違い初実装となる「アメタマ」「ゴクリン」「サボネア」あたりを中心に追いかけ回すといいだろう。
また2種類の「コスチュームピカチュウ」と「アンノーン」は、ラスベガスと同じく “おこう” から出現する可能性が高いハズ。いずれにせよ「自分が狙いたいポケモンはどれなのか?」を整理し、時間ごとにお目当てのポケモンを追いかけまくりたい。
ご覧のようにホウエンツアーは「ゲンシレイド」「10kmタマゴ割り」「野生」をどんなバランスでこなしていくかが鍵である。どれか1つに特化する必要はないので、自分なりのゲームプランを組み立てておくことが重要だ。
で、で、で。
ここからは多くのトレーナーが気になっているであろう個別の事案について、ちょこちょこと書き綴っていく。グローバルでは内容が違う可能性も否めないが、心構えとして参考になれば幸いだ。
・カクレオンについて
出現方法はいつも通りポケストップに張り付いていた。ラスベガスではざっくり5つのポケストップのうち1つにはカクレオンがいた気がするが、グローバルではどうなることやら。ただカクレオン狙いならポケストップが多いエリアでプレイした方がいいだろう。
・ヌケニンについて
ヌケニン・ヤミラミ・カゲボウズ・ヨマワルはフィールドリサーチで出現。特にヌケニンの色違いはかなりレアなので、グローバルでもフィールドリサーチがあれば積極的にこなしていきたい。
・スペシャルリサーチについて
カントーツアーの際に発生した「図鑑を全部埋める」「誰かと交換する」「○○を進化させる」のようなスペシャルリサーチは、ラスベガスでは発生しなかった。グローバルでは絶対に発生しないとは言い切れないが、あったのは「コレクションチャレンジ」と「パッチールのリサーチ」だけである。
・パッチールについて
ラスベガスでは会場に8種類のパッチールのポケストップが設置されており、それを回すと報酬としてパッチールがゲットできた。グローバルではどんな出現方法になるか、パッチールに関してはかなり謎だ。
・ルビーとサファイヤについて
昨年までと違いルビーとサファイヤのどちらを選んでも、実は出現するポケモンは変わらない。ただし「ルビー VS サファイアチャレンジ」が発生し、フィールドリサーチの結果に応じて特定のポケモンが時間ごとに出現する。意外と運任せな要素なので、好きな方を選ぶといいだろう。
・色違いジラーチについて
本イベントの大目玉の1つ「色違いジラーチ」をゲットするには800円で販売中のチケットが必要だ。内容自体はなかなかヘビーではあるものの、クリア期限は設けられていないためコツコツと進めていきたい。
・雪ポワルンについて
ラスベガスで出現が確認できなかったポケモンは「雪ポワルン」と「曇りポワルン」の2種類。見落としの可能性も否めないが、果たしてグローバルではどうなるのか? 続行リサーチに含まれている……と信じたい。
以上がホウエンツアーの『必勝立ち回りプラン』である。とにかく「ゲンシレイド」「10kmタマゴ割り」「野生」をどんなバランスでこなしていくかに尽きる! あれもこれも手を出したくなる気持ちは理解できるが、例えば「ゲンシレイドやってなかった……」なんてことにならぬようご注意いただきたい。
・全トレーナーに送る心得
また色違いについて過度な期待は禁物だ。「GOフェスは色違い祭り、ツアーはお披露目会」の格言がある通り、そもそもツアーは色違いがバカバカ出るイベントではない。思い出せ、カビゴンで泣いたカントーツアーを。サニーゴで荒れたジョウトツアーを。ツアーはあくまで “お披露目会” と肝に銘じよう。
とにもかくにも、もう間もなくホウエンツアーが幕を開ける。先述の通り今年は32時間開催なので、多少の無理はしても無茶は絶対にしないように! 最後にもう1度「GOフェスは色違い祭り、ツアーはお披露目会」である。そこを十分に理解して全力で楽しんでいただきたい。それではトレーナー諸君の健闘を祈る!!
参考リンク:ポケモンGO公式サイト
執筆:P.K.サンジュン
Photo:c2023 Niantic, Inc. c2023 Pokemon. c1995-2023 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.
ScreenShot:ポケモンGO (iOS)