現在地から星座や惑星の見える位置をタブレットで表示する天体観測支援ツールが登場し、一部で評判になっている。
「Sora」と名付けられたこのツールは、ユーザーの現在地からの星座や惑星、星の見える位置を画面に表示してくれる「天体観測支援ツール」。タブレットでSoraのウェブサイトを表示し、メニュー項目にある「センサー」を有効にすると、実際の夜空と連動して見られる機能を備えており、星座の位置や名称を確認できるほか、月や木星、金星などの観察をサポートできるスグレモノだ。作成したのは国立天文台天文情報センターの縣秀彦氏(@agata_naoj)。まだ公開されたばかりのツールながらGoogleアカウントとリンクしての保存機能をはじめ、観察日時や望遠鏡の口径・倍率、気付いたことなどを書き込める天体観測シートが付属するなど完成度は高い。タブレットはもちろんスマホでも動作するので、まずはスマホで以下のURLを開き、位置情報をオンにして夜空にかざしてみてほしい。