河野太郎デジタル大臣が、改善が必要と考えられる政府のシステムを見つけた場合、報告してほしいとTwitterで呼び掛けている。
同大臣はツイートの中で、政府が運用しているシステムの中には、生年月日の入力で初期値が1868年(慶応4年/明治元年)になっていたり、対象国が8カ国しかないにもかかわらず選択肢には百数十の国が並んでいたりと、システムとして適切でない例があったことを吐露。「デジタル庁が気がついていない、いけてない政府のシステム、改善が必要なシステムにお気付きでしたら(該当ツイートの)コメントでお知らせください」と呼び掛けている。デジタル庁のリソースの制限により全てについてすぐ改善を行えるわけではないとしつつも「改善が必要なシステムは把握しておきたいと思います」と、前向きな取り組みであることを強調している。これまで問題のあるフォームなどを見つけてもどこに報告してよいか不明瞭なケースも多かっただけに、これらが改善への第一歩となることが期待できそうだ。