2022年にもっとも人気を博したプログラミング言語ランキングがTIOBEから発表され、C++が1位に輝いたことが明らかになった。
プログラミング言語は近年Pythonの人気がうなぎのぼりで、それまでトップだったCを抜き去って以降、2022年は年間を通じてほぼ1位の座を守り続けたが、伸び率で言うと前年比でプラス2.78%と、ここ数年の勢いはなくなっている。一方で3位のC++はプラス4.62%、さらに2位のCもこれに次ぐプラス3.82%と、直近1年に限れば1位のPython以上に人気が伸びており、このことからTIOBEは2022年にもっとも人気を博したプログラミング言語は、C++であったと断言している。C++がここにきて人気を博している裏には「C++11」をはじめとした標準規格が相次いで公開されているという背景があり、同社はこの影響が続くことから、C++の人気は今後数年間伸び続けるだろうと予想している。これらの詳細は、同社のTIOBEインデックス2023年1月分のページで見ることができる。