HTCがVR/AR/MR対応の単体動作可能なXRヘッドセット「VIVE XR Elite」を発表、片目解像度1920×1920ピクセル&視野角110度で価格は17万9000円

GIGAZINE



HTCが、一体型のXRヘッドセット「VIVE XR Elite」を2023年2月後半に発売すると発表しました。価格は税込17万9000円で、2023年1月6日(金)から予約の受け付けを開始しています。

VIVE XR Elite – 折りたたみ型オールインワンXRヘッドセット | VIVE 日本
https://www.vive.com/jp/product/vive-xr-elite/overview/

VIVE XR Eliteの見た目は以下のムービーを見るとよくわかります

VIVE XR Elite – Powerful, Convertible, All-in-One XR Headset – YouTube
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VIVE XR EliteはPCに接続しなくても単体で利用できる一体型のVRヘッドセットです。重さは625gで、重量約500gのMeta Quest 2より少し重め。プロセッサはQualcomm Snapdragon XR2、ストレージは128GB、メモリは12GBを搭載しています。


「XRヘッドセット」ということで、VRだけではなくMR(混合現実)やAR(拡張現実)にも対応しています。広視野角カメラ4台によるインサイドアウトカメラ式で、ヘッドセットを装着すると外部の様子がフルカラーパススルー映像で見られるようになります。また、ハンドトラッキング機能や深度センサーも搭載。


解像度は片目1920×1920ピクセル、最大リフレッシュレードは90Hz、視野角は110度。各レンズで焦点距離の調整が可能で、瞳孔間距離は無段階で調整できます。なお、アイトラッキング機能は搭載されていませんが、周辺機器で対応する計画はあるそうです。


底部はこんな感じ。スピーカー内蔵で、イヤホンやヘッドホンがなくても音を楽しめます。


頭に固定するヘッドバンド部分にはバッテリーが組み込まれており、取外し可能。また、ヘッドバンド部分のバッテリーを外したメガネ状態でも給電しながら利用できます。なお、バッテリーの稼働時間は約2時間とのこと。


コントローラーはこんな感じ。また、VIVEのリストトラッカーにも対応しているとのこと。


なお、HTCが一体型のVRヘッドセットを出すというウワサは2021年10月に報じられていました。

HTCが6DoFを備えた新型コンパクトVRヘッドセットを間もなくリリースするとの報道 – GIGAZINE


VIVE XR Eliteは2023年2月後半に出荷される予定で、価格は税込17万9000円。記事作成時点だと以下のサイトで先行予約を受け付けています。

VIVE™ 日本 | 想像を超えたバーチャルリアリティの体験
https://htcvive.jp/item/99HATS004-00.html

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