インターナショナルなクリスマスホラーはいかがでしょうか。
あっという間に12月ですね。クリスマスももうすぐ。クリスマスって平和な夜っていうイメージですが、クリスマスのホラー映画って実は結構あるんですよね。いろんな国がクリスマスホラー映画を制作しています。よりすぐりの10作品、ご紹介しますね。
The Advent Calendar
2021年特選フランスホラー映画にも選ばれたこちらの映画、自動車事故で半身不随になってしまった元ダンサーが主役。キャリアを断たれた彼女を元気づけようと、友人たちが木製のアドベントカレンダーをプレゼント。でもそのアドベントカレンダー、伝統的なチョコレートが入っていたのですが、超常現象も一緒に詰まっていて、ひとつ開けるたびに何か怖いことが起こり始める…というお話です。
Rare Exports: A Christmas Tale
2010年にリリースされたフィンランド映画。サンタクロースのいる国発の「本当の」サンタクロースのお話はだいぶダーク系。
The Day of the Beast
1995年のスペイン映画です。2000年のクリスマス・イヴにスペインのマドリッドで起こる世界の終末っぽい騒動と反キリストの誕生を描いた、はちゃめちゃ系の映画です。
Last Stop on the Night Train
1975年のイタリア映画。クリスマスにドイツからイタリアへ列車の旅に出る女子学生ふたりが、悪い奴らに狙われるという話。副題が「Night Train Murders」=夜行列車殺人、なので殺されてしまうことは明らか。ふたりが殺されてしまい、そのあと親がリベンジするという流れ。ホラーというより犯罪系寄りですね。
Inside
かなりトラウマになる映画のひとつ。2007年のフランス映画で、邦題は「屋敷女」。2016年にはアメリカでリメイク版が公開されています。主人公である妊婦の女性は、数カ月前に自動車事故に遭い、自分とお腹の子は助かったものの夫を亡くし悲しみに暮れていました。そんな彼女がクリスマス・イヴの夜、お腹の中の赤ちゃんを奪おうと侵入してきた謎の女に襲われるというサスペンス映画です。
Calvaire
2004年のベルギー映画。旅行中に迷ってしまったことから悪夢が始まるやつです。クリスマスコンサートに向かっていると、森の中の道で車が故障してしまい、地元の人が助けてくれるけどその人がくせ者で…の展開です。よくあるストーリーだけど、毎回結局怖い。
東京ゴッドファーザーズ
2003年、今敏監督の映画です。クリスマス・イヴに捨てられていた赤ちゃんを見つけた3人のホームレス。親を探すために奮闘するお話ですね。
Dial Code Santa Claus
1989年、フランス映画。1990年に公開された『ホーム・アローン』とかなり似たストーリーなんですが、こちらの方が先に公開されてるんですよね。『ホーム・アローン』はほんわかしてますが、こちらはもうちょっとバイオレンス系です。
Santa Claus
1959年のメキシコ映画として出たものを、アメリカで1960年に英語吹き替えで公開された映画。「サンタクロース vs. デビル」という名前でも知られています。デビルが“地球に送られサンタは悪いやつだ”と子供たちに吹き込んで、サンタを敵に回そうとするストーリー。
Dead End
2003年、フランス制作のアメリカ映画。キャストもアメリカ人俳優です。クリスマス・イヴの夜に運転する家族が、近道をしようとしたことで「これは現実か夢か」みたいな出来事に巻き込まれていくホラー映画です。クリスマス、森、車はもうどんな場合においてもフラグですね。