Billboard JAPANが、これまでチャートの集計に利用していたTwitter指標を2022年12月7日以降発表の各種チャートで廃止することを明らかにした。
Billboard JAPANチャートでは、CDセールスやダウンロードなどの指標に加えて、楽曲とアーティストのツイート数を指標として取り入れてきたが、熱狂的なファンによるツイートの連投など、いわゆるチャートハックがかねてより問題視されてきた。Twitter指標の廃止についてBillboard JAPANでは「他指標で十分に効果が測れるようになったため」としているが、運営のインタビューではこうしたチャートハック行為を問題視していることを明らかにしており、それも廃止理由の1つにあることは間違いないなさそうだ。なお、Twitter指標のほかにルックアップ指標も廃止されることが明らかになっており、今後は総合ソング・チャート『HOT 100』は、「CDセールス」「ダウンロード」「ストリーミング」「ラジオ」「動画再生」「カラオケ」の計6指標、総合アルバム・チャート『HOT Albums』は「CDセールス」「ダウンロード」の計2指標での集計になるとしている。