横スクロールアクションゲームの傑作「スーパーマリオブラザーズ」を一人称のマリオ視点で見るとどんな世界なのか考える試みは過去から幾度となく行われてきました。「MAR1D」は、ゲームをマリオ視点でプレイできるということなので、実際に遊んでみました。
MAR1D – Home
https://mar1d.com/
公式サイトのダウンロードページで各OSモチーフのアイコンをクリックすると、それぞれmacOS・Windows・Linux向けのファイルをダウンロード可能です。
MAR1D – Download
https://mar1d.com/download/
Windows向けの「MAR1D.zip」の中身はこんな感じ。「MAR1D.exe」を実行するとゲームが起動します。
起動後のメニュー画面。「MAR1D」が「MARIO」にしか見えない絶妙なロゴです。「START GAME」を選ぶとゲームが始まります。
普通の「スーパーマリオブラザーズ」であれば、そのまま横向きのマリオを右へ右へと進めていくところですが、「MAR1D」はカメラがマリオに寄っていきます。
そして画面が狭くなり……
縦長になったらプレイスタート。正直、何が何だかわかりません。
進んでいくと、細長い画面の情報に点滅するものが見えてきて、さらに前方から茶色い塊が近づいてきます。「スーパーマリオブラザーズ」を知っている人ならわかりますが、上のものはブロック、茶色い塊はクリボーです。
百聞は一見にしかず、プレイムービーはこんな感じ。目隠しでもクリアできる人がいるほど有名な「1-1」ですが、いつもとまったく異なる視点ということもあって、クリボーを倒すことすら難しくなりました。
「スーパーマリオブラザーズ」をマリオ一人称視点で動かす「MAR1D」プレイムービー – YouTube
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ゲームの中身自体はスーパーマリオブラザーズの「1-1」そのものなので、隠された1UPキノコやファイアフラワーも出現します。ファイアマリオになると視界が赤くなり、マウスクリックでファイアボールを発射できます。
なお、操作キーのデフォルト設定は前進がW、後退がS、方向転換がD、ジャンプがスペース、いわゆる「Bダッシュ」が左Shift、しゃがみが左Ctrl。
視点はマウスで動かせます。
「ラインの幅」も変更可能。
「幅」とはゲーム中でマリオが見ているコレ。なお、どれだけ幅を広げてもクリボーやスーパーキノコの形状が出てくることはなく、あくまで見えている色の幅が広がるだけなので、あまり難易度の変化はありません。
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