コンパクトなターンテーブルに、素敵なプレイビリティをひとつまみ。
KORGがNAMM 2025にて、コンパクト&ポータブルなレコードプレーヤー「handytraxx play」を発表しました。なんともガジェット感強めなターンテーブル。
スクラッチもエフェクトも、色々遊べる
ベースとなっているのは、オールインワンレコードプレーヤーのはしりともいえる「Vestax Handy Trax」。ストリートでDJをするPortablismなんてスタイルも流行ったものです。
この「handytraxx play」は、Vestaxの中間俊秀元社長と共同開発した、メモリアルな一台でもあります。いわば令和最新のPortablism体験が詰まっているッ!
スピーカー内蔵のお手軽レコードプレーヤーではあるものの、トーンアームやフェーダーにもこだわりが。コントロールパネルは向きの交換が可能で、右フェーダーと左フェーダーの入れ替えができます。レフティにも優しい設計。
現代らしくフィルターやディレイも搭載しており、スクラッチから一歩進んだ遊びっぷりも。フィルターは3種類、ディレイは縦フェーダーで流量を即席でいじれたりと、かなりライブ感出せそうですよ。なんならスクラッチせずとも充分楽しめそう。
収納したときの見た目も可愛いくないですか? 単三電池6本、あるいはACアダプターで動きます。
さらにはUSB Type-Cでも動く! モバイルバッテリーさえあればどこでもPortablism、ディレイとローパスでアゲアゲよ。
「小さいターンテーブル欲しいけど、ちょっと演奏性も求めたい」みたいなプレイヤーニーズにバチっとハマる一台。DJをしてもしなくてもいいってのはユニークな点ですよね。お気に入りのレコードかけながらエフェクトで遊ぶだけでも充分。
「handytraxx play」の価格は5万5000円、発売日は未定。ガジェット的ターンテーブルとして、これはぜひとも持っておきたいな。
Source: KORG (Japan)