スマートリングの宿命?
Samsung(サムスン)が「Galaxy Ring」を発売したことで、販売エリアの国の人にとっては、スマートリングという存在がグンと身近になっているようです。米GIZMODOのFlorence Ion記者は、すっかり愛用して絶賛モード…だったはずが、ここにきて大きな課題にも気づいたそうですよ。
Galaxy Ringとキズの問題
スマートフォンやスマートウォッチよりも、さらに常時装着しやすさが際立つスマートリング。なんといっても、普通に指輪として、はめ続けていればいいわけですからね。それゆえに、より精度の高いトラッキングデータに基づくヘルスケアやフィットネスの情報分析が可能になる魅力があります。
とはいえ、長く使えば使うほど、キズも目立つようになってきました。ブラックチタンのモデルで、コーティング下の金属部まで見え隠れするようになってしまったみたい。まだ小さな小さなキズですけど、こういうのって毎日使っているユーザーには気になるものですよね。シルバーとかゴールドのモデルだったら、キズはもっと深刻な問題かも?
どちらかというと、手のひらの側にキズがつくことになったため、まだ他人の目につく場所ではありません。ですが、このまま使い続けていれば、きっと外側のパッと見てわかるところにもキズが深まるのは時間の問題だったり? 実際にインターネット上には、ほかのユーザーも、購入して数日でキズがいったとか、こんなにキズがつきやすいデザインってどうなの? そんな気になる指摘があふれていますね。
Samsung公式の見解としては…
当のSamsungのほうでも、いまから思えば、こうした弱点は百も承知だったようです。Samsung UKによるユーザーガイドを読み解くと、キズを防ぐためのアドバイスが目白押し! 利き手には装着しないでとか、激しい運動や重いものを持つときははずしてと書いてあったり、要はあまりはめないでねってこと? そう疑いたくなってしまう内容でした。あとキズは補償の対象外と、しっかり記されてますよ。
Amazonなどには、Galaxy Ring専用のシリコンカバーが販売されていたり。ですが、スマホケースとは違って、スマートリングくらいカバーなしで使いたいって人は多いでしょう。こういう問題点は、次世代のモデルになれば、少しは改善されたりするのかな~。