自分が死ぬ日を教えてくれるAIアプリ「Death Clock」

知りたいような、知りたくないような…。

AIが寿命を予測して死ぬ日を教えてくれるアプリ「Death Clock」(iOS、Android)が7月の公開から「ヘルス&フィットネス」カテゴリで上位にランクインし、じわじわ注目を集めています。

AIによりパワーアップ

およその寿命を予測するアプリは2006年からあったのですが、寿命に関する研究成果1,200件以上、被験者総勢5300万人のデータセットをAIに読み込ませて訓練した結果、むちゃくちゃパワーアップして、なんと死ぬ日までだいたい予測できるようになっちゃったもようです。

ま、当たるかどうかは「?」ですが。

寿命は食習慣、運動、ストレス、睡眠などをもとに予測。年間40ドル(約6,000円)の購読料を支払うと、死亡推定日までのカウントダウンが表示され、寿命を伸ばすコツを教えてくれます。

んなもん、だれが払うんじゃい!と思いきや。ヘルシーに生きたい人びとの心に刺さったみたいで、Sensor Tower調べによると、のべ12万5000回もダウンロードされているとのこと。

Bloombergの紹介記事には世界各国の平均寿命のグラフが掲載されているんですけど、日本はスイス、スウェーデン、フランスを抑えて堂々の1位です。こんだけ長いと、死ぬまでお金もつんかいな…、っていう別の不安が頭をもたげます。その意味でも死期は正確にわかるに越したことありませんよね。

昨年の暮れには、デンマークと米国の合同チームが開発したAIモデル「life2vec」がニュースになったばかり。あちらは年齢、健康状態、学歴、職業、居住区、所得などをもとに「人が4年以内に死ぬ確率を78%の精度で当てた!」ってな話でした。恐るべしAI。

寿命を延ばすコツ

ちなみにDeath Clockでは、次のようなことを「寿命を伸ばすコツ」として推奨していますよ。

1.体重管理:適度に保って持病予防

2.運動:1日最低30分は体を動かそう

3.禁煙

4.バランスのとれた食生活:加工食品・不健康な油分を避けよう

5.お酒は減らすかやめる:深酒は肝臓病やがんの元

6.安眠

7.ストレスを減らす:ヨガ・瞑想・マインドフルネスをやるのも◎

8.人とふれあう:孤独・社会的孤立は鬱・認知力低下の元

Sources: DEATH CLOCK via Bloomberg, MedIndia

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