イタリアのデジタルスタートアップ「ARTinoise(アルティノイズ)」が、スマホをウインドコントローラーに変えるガジェット「Zefilo」を発表しました。Kickstarterで出資募集中です。
アルティノイズは以前、デジタルリコーダーの「lunatica(ルナティカ)」をリリースしていましたが、今回はもっと簡単でお手軽なブレスコントローラーです。
上級者なら繊細なプレイも可能
見た目はホイッスルみたいな感じで、使うにはスマホとUSB接続するだけでOK。プレイには専用アプリを使います。アプリでは各種バッキングトラックを選ぶことができ、プレイの録音も可能です。
アルティノイズによると、Zefiloは伝統的な管楽器の感触と現代のテクノロジーの多様性を組み合わせたもので、演奏スキルに関係なく誰でも楽しめるというのが基本コンセプト。
とはいえ意外に繊細なプレイにも対応していて、演奏技術次第ではかなり奥深いプレイが楽しめるっぽい。MIDI経由で各種音源やDAWと連携できます。
見た目のファニーさも含めて、ちょっと気になるガジェットです。Zefiloには通常版のほか、3D加速度計を備えてより演奏のダイナミクス表現を高めたZefilo Proの2バージョンがあります。今のところ、早割で通常版が29ユーロ(約4,700円)、Proが39ユーロ(約6,400円)の出資で入手可能です。
Source: Kickstarter