半導体産業の初任給は?手当は?
本日から幕張メッセで開催されているCEATEC 2024。さまざまな企業・団体が出展していますが、中でも異色の展示だったのが、「JEITA(一般社団法人電子情報技術産業協会)」ブース。
なんと巨大な人生ゲームに参加できます。しかも、半導体産業の。
僕は、半導体産業の技術者を目指すんだ!
試みとしては、まんまボードゲームの「人生ゲーム」を実物大サイズにしたものですね。ルーレットを回して出た目に合わせて進んでいく方式となります。
僕も早速ルーレットを回してゲームスタート。人生の設計を決める大事な一投目で出た内容は「半導体企業の実装技術エンジニアを志す」でした。
就職するとカードがもらえて、職種の内容や求められるスキル、やりがいなどを知ることができます。
職種はこの他にもいくつかあるようですが、どれも等しくエンジニアのようです。というわけで、今日から僕は実装技術エンジニアを目指して生きます!
ヌヴォトンに就職、初任給は…
早くも就職です。
成績優秀なので国内の名だたる半導体メーカーへ就職できますが、就職先の企業はルーレットで決まります。なお、初任給は2万ドルでした(約30万円)。
ルーレットが示した僕の就職先は、京都府にある「ヌヴォトン テクノロジージャパン株式会社」。台湾を拠点とした半導体メーカーで、前身となったのはパナソニックセミコンダクターソリューションズですね。
海外プロジェクトに参画、そして未来へタイムスリップ
就職後は、海外のプロジェクトに派遣されたかと思ったら、突如2050年の未来にタイムスリップ。未来では新しいセンサーを開発も行ないました。
未来では自分の身体と同じように感覚を共有できる「身代わりロボット」を開発。2050年、人類の活動範囲の制限がなくなったのは僕の功績です。
その後、なんやかんやありまして、無事に現代に帰還。
半導体が拓く未来の可能性を実感することで、よりモチベーションがアップして、半導体産業に貢献することとなります。
ゴール! 就職先はどんな企業なの? もバッチリわかります
しかし、現代に帰ってからは、あまり鳴かず飛ばず。特に大きな事件も出世もなく、平社員のままゴールとなりました。まぁ、普通がイチバンですね。
ゴール後は、就職先企業の展示をチェックすることができました。
僕が就職した「ヌヴォトン テクノロジージャパン株式会社」は水素センサ技術や、リチウムイオンバッテリー関連のエコシステムを展示。2050年には身代わりロボットを僕が開発するんですけどね。
というわけで、このJEITAの半導体産業人生ゲーム、半導体産業全体への理解度も深まりますし実在する企業に就職できる(ゲームでの設定ですが)ってのもユニーク!
イベントの内容も面白いので、全年齢で楽しく学べるコンテンツになっています。CEATECにお出かけの際はぜひ半導体産業に就職してみてください。どの企業に入れるかは…ルーレット次第ですが。
Source: CEATEC 2024