10月に入っても暖かいというか、ちょっと暑めの気候がつづく関東地方。今回は、今年の冬が、暖冬なのか、寒冬なのか、まったくもって予想のつかないときに、とりあえず持っておきたい使えるダウンベストをピックしました。
都市生活者向けの、まさにアーバンモデル
ボクがピックアップしたのは、DESCENTE ALLTERRAIN(デサント・オルテライン)のMIZUSAWA DOWN INVISIBLE(ミズサワダウン・インビジブル)シリーズから登場した、「MIZUSAWA INVISIBLE DOWN VEST “INV-08”(ミズサワ・インビジブル・ダウンベスト”アイ・エヌ・ブイ-08″)」です。
よく耳にする水沢ダウンとは、国内でも希少なダウンウエアの一貫生産体制を持つデサントアパレル水沢工場(岩手県旧水沢市<現奥州市>)で作られているダウンのこと。特殊な技術とこれまでのノウハウにより、防水性と耐水性という価値を備えた高機能は、2008年の誕生以来、常に注目されている国産のダウンウエアなのです。すべての工程において職人の手によってひとつひとつ丁寧につくられているという点もプロダクトの端々で感じられます。
そんな水沢ダウンのなかでも、このDESCENTE ALLTERRAIN MIZUSAWA DOWN INVISIBLEシリーズは、高い機能性はそのままに、より都会的でミニマムなデザインに落とし込んだ言わばアーバンモデル。そして、個人的に待望してたダウンベストが、ついに初登場したんです。
オーバースペックくらいがちょうどいい都会派ダウンベスト
「INV-08」は、そもそも高かったウォータープルーフ性能はそのままに、ステッチのない熱接着ノンキルト加工やその他ディテールをすべて製品の内側に潜め、快適性と軽量性を追求した、より都会的でミニマルなデザイン。とにかく、着用したときの姿がとてもうつくしいんです。
表地は防水透湿性に優れた素材DERMIZAX(R) FLEXILE MATTE 4WAY STRETCHを、裏地には光を熱へと変換し積極的な保温性能を発揮するデサント独自の発熱保温素材HEAT NAVI(R)を採用。
衿部分にはフードを内蔵した、急な天候変化にも対応可能なスタンドカラーデザイン。サイドポケットは、止水ジップを使用し、雨や雪の水分から内容物を守ります。
中わたは、DOWNPASS認証を取得したトレーサブルダウンを使用。このDOWNPASS認証とはドイツに拠点を置く社団法人ダウンパスが運営する第三者監査のことで、DOWNPASS規格は、水鳥(グース、ダック)の動物福祉を保証することを目的としており、羽毛製品を対象とした羽毛原料のトレーサビリティが認証され、水鳥の動物福祉が保証された羽毛製品にのみDOWNPASSラベルの表示が可能なんだとか。
着膨れしにくいシンプルなデザインは、アウターとしてはもちろん、インナーとしての使用も可能。カジュアルからビジネスまでさまざまなシーンで活躍すること間違いなし。都市生活に最適でソリッドなダウンベスト。
日本の職人技術がつまりにつまった、まさに国産良品。価格はちょっとしますが、10年以上は着れる良いものを着たいですよね。
Source: DESCENTE ALLTERRAIN