なんとも分類しがたい特殊なカタチ。
トランスフォームできるものから、2人乗りできるものまで。今回は3つの近未来な乗り物を紹介します。
インド発、ハイブリッドを極めた乗り物
はじめに紹介するのは、この「Surge S32」。
タイ王国で見かけるようなトゥクトゥクとスクーターの2つを、合体したり離脱したりできるんです。3輪なら軽トラのように荷運びができ、2輪ならバイクとして使用可能。3輪のリクショー形態だと8kWパワーで最高時速45km、2輪のバイク形態だと6kWで最高時速60kmも出ます。
合体するとリクショーの後輪の間にあるモーターが、動力として自動的に切り替わる仕組み。この時、安全のためにバイクのモーターは稼働しないようになっています。
ちなみに、リクショー形態だと3輪でも1人乗り。バイク形態だと2人乗ることができます。せっかくの3輪でも1人乗りと疑問は残りますが、まるで超合金ロボなトランスフォームはロマンがありますね〜。
元記事では、そのトランスフォームの様子も紹介していますよ。
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ユニットを載せ替えると、姿形が別モノになるトライク
株式会社ROIDZ TECHの「Raptor(ラプター)」は、ベースユニットとなる3輪車のトライクにデザインユニットを載せ替えることができる、こちらもまさに「トランスフォーマー」な1台。普段は4足歩行の馬型ロボなのに、合体すると人が運転できるとか近未来感がすごい。
モジュラー式で人が乗るだけでなく貨物車にも様変わり。
ベースユニットとデザインユニットの結合部には、独自の「連結ユニット」機構を採用。モジュラー式で人が乗るだけでなく、貨物車にもなってしまいます。ベース車両があれば、買い替えや乗り換えをせず使い続けられるというわけです。
元記事では、⾞両区分や最高時速など実用的な部分も紹介していますよ。
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傾きで曲がる。安定感のある3輪EVスクーター
長くてなんだかダックスフントみたいなこちらは、フランスの非営利団体SIREMS ASSOCIATIONが開発している「KAIROS」という電動トライク(3輪車)。ハンドルだけに頼らず、全体的に傾くとその方向にサスペンションが沈む仕組みになっています。
2人乗りできるのもあって、長めなこのスクーターで不安なのは転倒。その転倒を防いだり緩衝材になってくれたりするのが、前輪両脇の「Mobile Lateral Elements (MLE)」というパーツです。空気抵抗を減らすだけでなく、後輪と共に傾くことでカウンター・ウェイトとして威力を発揮します。
ユニークな形で変わった機構づくしのこの1台。サイズが大きいこともありハンドリングに不安が残りますが、ハンドル手前にはエアバッグほどではないにしても、エネルギーを吸収してくれる仕組みもあります。その仕組みは、元記事で詳しく紹介しています。
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