半開きの目みたいな、ドーク(マヌケ)な見た目。
…ではありますが、この日本製メガネすごいんです。どこを見てもピントが合うの! ViXiON社の「ViXion01(ヴィクシオン ゼロワン)」っていうメガネです。
オートフォーカスのアイウェアは世界初。日本で話題になったViXion 01、米ギスモードがIFAで初めて触って感動してたレポートです。
どういう仕組みなの?
中央に赤外線センサーがあって、対象物との距離を測って、レンズが厚くなったり薄くなったり、姿形を変えて度を合わせてくれるんです。まるで眼科にあるような検眼装置(フォロプター)みたいな感じで。
使い方は簡単。1mほど離れたモノを見ながら、横のダイヤルをくるくる回して基本のピントを合わせてGOなので、人に貸してもOKだし、これ1本で老眼鏡もルーペも要らない世界が広がるんでありますよ。
IFAの会場でかけてみたら効果絶大でした。信じられないほどよく見えます。
レンタルもあります
気になるお値段は送料別で555ドル(日本では7万9200円+送料900円)。お試しレンタルも安く提供しているので(月33ドル10セント、日本では4,300~5,600円)、気になる人はそっちを試してみてからでも遅くないかも。
今はあらゆる世代が画面に括りつけで、疲れ目は万国共通の悩みなわけですが、ViXion01は目に負担がかからないのがいいですよね。
自分はコンタクトつけたまま、その上からかけたので、あまり違わないだろうなと思ったんですが、遠くの看板の大・中サイズの文字がくっきり見えて驚きました。小さな文字までは厳しかったけど、これは自分の視力の限界かと。「超人的視力が得られる」とは宣伝してないし、あくまでももともとの視力のサポートですからね。医療機器ではないため、運転中の使用は控えるよう推奨されてもいます。
バッテリー持ちは10時間。防水性能はIPX3レベル。55g。かなりの軽量です。
ついつい『スタートレック』のジョーディ・ラ=フォージがかけてる金ぴかバイザーを連想しちゃいますけど、あれと同じフューチャリスティックなバイブス感じます。メガネの未来を垣間見た気がして面白かったし、こんなメガネのある未来なら全力で応援したいです。