サンダルのシーズン全開。今回は、サウナーの要望によって開発された、フカフカクッションで体幹を整える高機能な和風サンダルにフォーカスしました。
足裏全体で歩くことを促す純和風スタイル
ボクが今回ピックしたのは、スイス発の機能性コンディショニングシューズブランドMBT(エムビーティ)と、神戸発のラバーブランドbuntA(ブンタ)とコラボした「BUNTA C(ブンタ シー)」。
MBTといえば、“マサイ族”の歩き方をコンセプトとして、丸太を半分に割ったかのような、かなりカーブした特徴的なソールがあまりにも有名なブランド。ちなみに、MBTとは、Masai(マサイ族)Barefoot(裸足の)Technology(技術)の略のこと。
そんなMBTが、“人にやさしいニッポンメイド”をコンセプトに、独自の技術を誇る神戸生まれのラバーメーカー、buntAとコラボレーション。
見た目通り、いわゆる下駄(げた)や草鞋(わらじ)、雪駄(せった)、そして草履(ぞうり)のような純和風スタイル。日本が誇る伝統技術である組み紐の鼻緒は、創業100年を超える組み紐工場で熟練の職人が一本一本丁寧に組み上げたそう。この鼻緒スタイルが、足指をしっかり動かして足裏全体で歩くことを促してくれるんだとか。
かかとの組み紐を甲にのせて履けば、ビーチサンダルスタイルでサッと簡単につっかけ風に履くことができるという、2wayの履き方が可能なんです。
高機能素材で体幹を整えるアウトソール
「BUNTA C」のアウトソールは、体幹を整えるMBTの機能と、buntAの耐水性、耐候性に優れた独自のフットベッド「カステラ」 を融合したもの。美しい姿勢に必要な筋肉の活性化やリカバリー、血流改善などの効果があるMBTのアウトソール。
ちなみに、「カステラ」 は、元々サウナーの要望によって開発された素材だとか。だから、サラサラフカフカの肌ざわりながら、軽くてクッション性が高く、しかも耐水性、耐候性に優れ、防臭、防菌効果も備えているという、なんだかすごい素材なんです。だから、サウナ後や水辺のレジャーなどにも便利に活躍することまちがいなし。
ルックス的にもカジュアルスタイルはもちろん、浴衣や着物などの和風スタイルにも似合います。この夏、海で、夏祭りで、ストリートで活躍必至のアイテムです。
メンズカラーはブラックのほか、ベージュ、ネイビー。レディースカラーはメンズカラーの3色に加えてホワイトもあり。
Source: MBT