油と熱をコントロール。煙を抑える焼肉グリル

家焼肉のハードルをグンと下げてくれます。

こちらの記事で紹介したイワタニの「やきまるII」。わが家にも導入してから半年が経ちました。さらにアップデートされた「マルチスモークレスグリル」は、やきまるの良さを引き継いださらに汎用性の高い1台なんです。

煙をおさえつつ「おうち焼肉」

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Image: Iwatani

やきまる同様にこのマルチスモークレスグリルがすごいのは、肉の脂が煙になるのを防いでくれるところ。プレートに脂の逃げ道があることと、プレートを高温にしすぎないことで、煙を抑えています。

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肉を置くプレートはなだらかなドームのような形になっていて、縁側に脂が落ちる仕組み。この脂は、水の張った受け皿に落ちていくので、脂が直接炎に触れない構造になっているのです。また、バーナーと焼き面の間に適度に熱がこもる構造にして、焼き面を約210~250℃にコントロールする仕組み。高温にしすぎないことで脂が煙になるのを抑えてくれます。

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Image: Iwatani

この仕組みで本当に煙が少ないことはもちろん、プレートに肉から出た脂が残りづらいので、焦げつきも少ないように感じています。

たこ焼きや鍋にも活用できる

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Image: Iwatani

マルチスモークレスグリルがやきまると違うのは、焼肉プレートだけではなくたこ焼プレートも付属し、さらにごとく付きで6号土鍋までの鍋の保温にも使えるところ。1万円ちょっとの値段で3通りの使い方ができるのは、かなりコスパがいいと思います。

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Image: Iwatani

デメリットとまではいかないものの、了承してほしいポイントを強いて言うとしたら、4人以上の家焼肉には少し小さい点。マルチスモークレスグリルの焼き肉プレートの直径は233㎜です。焼肉店の丸い七輪の網と同じくらいのサイズだと思うのですが、野菜と肉を同時においたらぎゅうぎゅうになります。

わが家では食べる分だけ数枚ずつ焼いているのでまったく問題ないのですが、大人数での焼肉には向かないかもしれません。

とにかく掃除が楽

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Image: Iwatani

このマルチスモークレスグリルの焼き肉プレートは、フッ素樹脂加工済み。これが本当に掃除しやすく、スルスルと汚れが落ちていきます。脂がプレートに溜まりづらく焦げつきにくい構造も相まって、タワシで優しく擦るだけで簡単に掃除できますよ。

あとは、ホットプレートのように大きな長方形のプレートではなく、付属のプレート用取っ手で片手で持てるくらい軽くて小型の丸いプレートなので、コンパクトなシンクでも無理なく掃除できます。

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Image: Iwatani

やきまるの煙の少なさに加えて、汎用性も高くなったマルチスモークレスグリル。フットワークも軽くて、卓上料理の幅が広がりますよ。

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