オペレーション業務の最適化から、ゲストの顧客満⾜度向上まで!X1StudioのホテルDX ソリューション「hotelOS」とは

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「ヒューマンセントリック」なアプローチでIoT技術デザインとコンサルティングの最先端を⾛るX1Studio株式会社は2024年2⽉13⽇(⽕)〜16⽇(⾦)、東京ビッグサイト東展⽰棟で開催した「国際ホテル・レストラン・ショー HCJ2024」にブースを出展した。当日、取締役 / CTO 海保 怜央氏にお話しをうかがうことができた。

■すべて解決!ホテルDXソリューション「hotelOS」
X1Studioのブースでは⾃社開発した、オペレーション業務の効率化からゲストの顧客満⾜度向上まで、すべて解決するホテルDXソリューション「hotelOS」を出展し、その機能や利⽤シーンを紹介していた。

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来場者でにぎわうブースの様子

「hotelOS」は、ホテルオペレーションの最適化とゲストの利便性向上を⽀援するDXソリューションだ。すべてのシステムと連携し、フロント業務を中⼼とした業務管理や、ゲストルームの快適なおもてなしを実現する。ホテルは「hotelOS」を導入することにより、システム間、そして⼈と⼈の距離を縮め、ホテルの新しいオペレーションをサポートし、まるごとスマートホテルのごとく、ホテルをバージョンアップすることができる。

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ホテルオペレーションの最適化とゲストの利便性向上を⽀援するDXソリューション「hotelOS」

特徴は、次のとおり。
・シンプル:主要な業務を⼀画⾯で直感的に使いやすい
・クラウド:インターネット環境があればどこでもアクセス可能
・SaaS:クラウドベースで必要なオプションを必要なときに利⽤開始
・コネクト:様々な外部システム/機器と接続可能
・エクスペリエンス:ゲストにワンランク上の滞在を実現

スタッフによれば、ゲストはタブレット型のキオスク端末を操作することで、チェックイン待ちの無駄な時間を省くことができる。また、ホテルはフロント業務の効率化を図れる。

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タブレット型のキオスク端末
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ホテルのカードキーも、その場で発行される。

タブレット型のキオスク端末で実演!X1Studio株式会社、ホテルDXソリューション「hotelOS」


YouTube:https://youtu.be/1dZ28BS4gK8

会場では、下記のシステムを説明した動画が流れていた。

〇GRMS(ゲスト ルーム マネジメント システム)
hotelOS GRMS は、ゲストに快適な客室空間を提供し、滞在中だけでなく、宿泊前後も利便性に優れたサービスを提供するクラウドプラットフォームのソリューションだ。客室の照明、空調、カーテンを制御し、PMS、KIOSK やIn-Room Infotainment など他システムと連携することでホテルオペレーションの業務効率化を向上し、ゲストの満⾜度を最⼤化するサービスを提供する。

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GRMSを実現するためのシステム

〇ERMS(エネルギー ルーム マネジメント システム)
hotelOS ERMSは、ホテルのサステナビリティ(持続可能性)を⽀援し、客室の電気使⽤量の削減やCO2削減と、ゲストの快適性の両⽴を実現するソリューションだ。ホテル客室の電気使⽤量の⼤半を占めている空調設備の省エネの取り組みに最適なエネルギーマネジメントシステムを利⽤することができる。リアルタイムでエネルギーの状況を⾒える化、ホテルのスタッフはエネルギー管理に関する意思決定が可能になる。

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ERMSを実現するシステム

■ホテルシステムの課題を解決したい
会場にて、X1Studio株式会社 取締役 / CTO 海保 怜央氏にお話しをうかがった。

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X1Studio株式会社 取締役 / CTO 海保 怜央氏

―簡単に自己紹介(御社目名・役職・お名前)をお願いします。
X1Studio CTO 海保怜央(かいほ れお)です。

―御社の創業背景やミッションについて教えてください。
人を中心とする、ヒューマンセントリックなアプローチとIoT技術やデザインを掛け合わせることで、より良いサービスを人が多くの時間過ごす建物に提供できると考えていました。そこで、建物において、最先端のIoT設計、コンサルティング、開発、統合ソリューションサービスを提供することでDXのNo1を目指す『X1』、そして、多くのプロフェッショナルの存在が作りだす、建物、IoTの場において、集まり、共創できる『Studio』のような環境を創りだそうと考えて創業しました。これにより、そして地球温暖化という重大な課題に真正面から取り組みながら、記憶に残る顧客体験と生産性の向上を創造するというミッションを具現化します。

―「hotelOS」を開発するきっかけは何でしたか?
日本社会の課題とも似ていますが、ホテルシステムのサイロ化により、システム間の連携を人がするため、ホテルに従事される方が、バックオフィスでの長時間作業が必要になるという、本末転倒な課題がありました。また、旧来の開発手法、システムから脱却できないがために、起きているという問題でもありました。

―「hotelOS」の開発にあたり、最も重視した点、直面した課題について教えてください。
クラウドファーストであること、人を中心に据えることです。

―競合他社と比較した場合、「hotelOS」の独自性や優位性はどこにありますか?
他社はホテルの基幹システムと呼ばれるPMSを中心に据えていますが、hotelOSは顧客を中心に据えています。ゲストの課題、オペレータの課題、両者の課題を解決するためには、PMS単体では力不足です。そこで、人を中心としたプラットフォ―ムを提供していくことで、各サブシステムとなるPMSやその他システムがより使えるシステムです。

―「hotelOS」がホテル業界にもたらす革新についてお考えは?
システムを使用する仕事から脱却し、システムがあるから、人へのおもてなしに時間を使うことができます。

―本日は、ありがとうございました。

X1Studio株式会社 取締役 / CTO 海保 怜央氏が語る!ホテルDXソリューション「hotelOS」の特徴


YouTube:https://youtu.be/sykV-uH6v5U

X1StudioのホテルDX ソリューション「hotelOS」は、ホテルの業務を効率化するだけでなく、ゲストにとってもチェックインの時間を短縮できるメリットがある。さらにGRMSやERMSにより、ゲストの顧客満足度を上げながら電気使⽤量やCO2を削減することができる。DX化を推進したいホテルにとって、hotelOS」は魅力的なDXソリューションと言えるだろう。

X1Studio株式会社

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2022-12-01






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