ド広いイオンの駐車場でもクルマが迷子にならないトラッカー

装着場所にも理由があります。

2024年も2月へ突入。うかうかしているとすぐに3月、そして4月…と、新年度がやってきます。中には新生活に向けて車を導入した人もいるのでは?

僕はドライバー歴長いので、愛車はすごく大事にしているんですけど、最近ニュースやSNSで車の盗難の話がけっこう聞こえてきて、なんだか怖い。

先日もモールに停めた車を見失って心臓が飛び出そうになりました。まぁ、このときは単に駐車場所を間違えていただけなんですけどね。

でも、車を持つなら、こうした盗難や迷子対策は講じておいても良いと思います

2024-02-06mak04
Photo: 小暮ひさのり

なので、+Styleから販売されているGPSトラッカー「まもサーチ3を借りて、僕でも車の行方を追跡できるようにチューンしてみました。

車載ケースで目立たないところに貼り付けられる

2024-02-06mak00A
Photo: 小暮ひさのり

マグネットでシャーシにペタリ。

まもサーチ3は元々家族を見守るためのトラッカーなのですが、専用の磁石付き車載ケースに入れて、車の下部など目立たない場所に取り付けることもできます。

ちなみに、磁力は大人がグッと力を入れないと外れないレベル(分離力は12kgfとのこと)でした。障害物に乗り上げたりこすったりしない限りは外れないと思います。

え? ダッシュボードに置いておけばいいのでは?

僕も最初そう思いました。でも、こと「盗難」への対策と考えると、車内のわかりやすい場所だと発見されて逃走中にポイされてしまう可能性があるんですよね。

一方でこの場所(シャーシ)ならそう簡単には見つからないんじゃないかなって。少なくともダッシュボードやグローブボックスに入れておくよりは時間を稼げるんじゃないかな。

地図の精度も悪くない。誤差数mで捕捉できた

2024-02-06mak01
Photo: 小暮ひさのり

位置の追跡はアプリから。マップに車の位置が表示されます。

スペックを見ると、衛生測位システムGNSS(GPS / みちびき QZSS / BDS/ GLONASS)、Wi-Fi、基地局測位と、位置測位のオールスター構成。

さまざまな測位方式を使って計測しているので、位置捕捉に関しては信頼していいと思います。

数m程度の誤差はどうしてもありますが、目で見渡してすんなり発見できる距離感で見つかるので、停めた駐車場を忘れて駅前をぐるぐる彷徨う心配もなければ、地方のイオンモールの広大な駐車場で車を見失うこともないと思います(たまにやります…)。

2024-02-06mak05
Photo: 小暮ひさのり

なお、アプリでは時間と照らし合わせた過去90日の行動履歴も追うことができます

あの日どこに停めたっけ? あの日のルートは何だっけ? みたいな旅行や外出のトラッキングとしても使えそう。

もし最悪のケース(盗難)になったとしても、逃走ルートを確認して警察に伝えられるというのは発見に繋がる可能性が増しますしね(自分で追おうとしちゃだめですよ。危険ですし)。

位置情報はAirTagとどっちが正確?

同じく位置捕捉できるものとしては、Apple(アップル)のAirTagがメジャー。最近は同じく「探す」に対応した互換トラッカーも多いので、車や自転車に仕込んでいる人も多いかも知れません。

精度に関して比較してみたフィーリングですが…

・AirTagとiPhoneが通信できる距離間(約10m)ならAirTagの方が正確

・AirTagとの通信距離外や移動中での位置捕捉は、まもサーチの方が正確

といった感じでした(北関東の地方での場合)。

AirTagは周辺にあるApple端末を位置捕捉に使っているので、iPhoneが無いような秘境に持っていかれちゃうとダメ。人口密度の低い地方とか、山間部とかは特に苦手です。

一方でGNSSを使っているまもサーチは、理屈的には空が開けていれば捕捉できます。空が開けていなくてもLTE網やWi-Fiからもおおよその位置がわかります。

それこそ世界規模で見つけ出すことができるのが強みですね。まぁ、そんな遠くまで愛車がさらわれたら泣いちゃうんだけどね。

人と同じように、愛車も見守っていこう

2024-02-06mak03
Photo: 小暮ひさのり

まもサーチで愛車を見守るには、まもサーチ本体に加えて、車載ケース。また月額528円もしくは年額5,500円の利用料がかかります。

こうしてコストは結構かかるし、バッテリーも最大2ヶ月に1度は取り外して充電が必要。しっかりと位置を教えてくれる分、僕らも面倒を見てあげる必要があるんです。なので、手放しでこの手段しか無い! とは言えないかな。

でも、それも愛車への手間暇のひとつだと思うと、納得できる人も多いと思うのです。

自分と、友人と、家族と、大事な人と。

思い出を共にする大事な車、しっかりと見守っていきたいですね。

Source: まもサーチ

タイトルとURLをコピーしました