中国のロックダウン、日本にも影響甚大 東リべ「マイキー」などアニメグッズが発売延期に

J-CASTニュース

   玩具販売のグッドスマイルカンパニー(東京都千代田区)とマックスファクトリー(同)は2022年3月17日、共同で手掛ける「ねんどろいど マイキー(佐野万次郎)」をはじめとする複数のアニメグッズの発売が遅れると発表した。新型コロナウイルス感染拡大に伴い、工場のある中国の一部地域で都市封鎖(ロックダウン)が始まった影響だとしている。

  • 発売が延期された「マイキー」のフィギュア

    発売が延期された「マイキー」のフィギュア

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都市封鎖で「製造工場と物流の稼働が制限」

   中国南部の広東省深圳市と東莞市の一部エリアで14日から厳しい行動制限が始まった。グッドスマイルカンパニーの発表によれば、この影響で製造工場と物流の稼働が制限され、生産計画の遅れが避けられなくなった。

   影響を受けたのは、人気アニメ「東京リベンジャーズ」のフィギュア「ねんどろいど マイキー(佐野万次郎)」や、VTuber・兎田ぺこらさんのフィギュア「figma 兎田ぺこら」など4商品。いずれも3月の発売を予定していたが、4月に延期された。ロックダウンの解除状況によっては更なる延期が見込まれるとしている。

   グッドスマイルカンパニーは「ご不便とご迷惑をお掛け致しますこと、深くお詫び申し上げます」と謝罪し、事態改善に努めると述べた。

   中国の都市封鎖は様々なアニメグッズに影響している。

   怪獣フィギュアを手掛けるアートスピリッツ(東京都世田谷区)は15日、「激造シリーズ ゴジラ SP」の発売を延期する可能性があるとツイッターで明かした。16日にはKADOKAWAも、アニメ「回復術士のやり直し」のフィギュア「セツナ 原作版 1/7スケールフィギュア」などの発売予定を3月から6月に延期すると発表していた。

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