あの人気エフェクターの新作は、カスタマイズ自由度が高い「DIY版」

世界最大の楽器展示会The NAMM Showに向けて、いろいろな新製品をアナウンスしているKORG(コルグ)。「NTS-3 kaoss pad kit」もそのひとつです。

カスタマイズする楽しみ

Image: KORG

NTS-3 kaoss pad kitは、エフェクターKAOSS PADシリーズの最新版。KAOSS PADの初代は1999年にリリースされ、タッチパッドを指でなぞることによって、さまざまなエフェクトをコントロールできるという独特のインターフェースを確立し、クラブミュージックシーンを中心に人気を博してきました。

Image: KORG

NTS-3 kaoss pad kitも同じようにXYパッドを搭載したエフェクターなのですが、ポイントはDIYキット販売されること。つまり自分で組み立てるタイプなのです。

エフェクトはフィルター、モジュレーション、ディレイ、リバーブなど35種類搭載されており、最大4つのエフェクトを同時プレイ可能。もちろん各エフェクトのパラメーターは細かいエディットが可能で、かなり追い込んだサウンド作りが可能です。

もちろんKAOSS PADシリーズの直感的な操作性はちゃんと継承されています。

Image: KORG

DIYといってもハンダづけはいらないし、組み立ては大して難しくなさそう。Github(Web上に公開して他者とコラボしながらソフト開発できるプラットフォーム)に対応しているのでカスタマイズの自由度が高く、開発用APIと専用logueSDKを介して、オリジナルのエフェクトを生み出すこともできます。

回路図も公開されていますし、筐体を加工するための3Dデータも用意されているので、やる気さえあれば見た目まで魔改造したオリジナルエフェクターとして進化させることが可能です。

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Video: Korg / YouTube

そのままでもガジェット感バリバリのルックスで十分カッコいいです。発売日や価格は近日公開。自分好みにカスタマイズしまくりたい1台です。

Source: KORG