ロマンは不滅。今年気になったオカルト&古代ニュース4つ #ギズライターまとめ2023

今でも謎なことも、今だから判明したことも。

科学技術が発達し、すべてが最新の2023年でも解き明かせないのがオカルト古代の謎技術です。

AIや自動運転が台頭している2023年でも、呪いを解く技術は発明されていません。それが魅力なワケですけどね。

今年になって見つかったものや、今だからこそ解明されたものまでいろいろありましたね。

少女の霊に取り憑かれた木馬が競売に

Image: The Canterbury Auction Galleries

1940年代にゴースト・ハンターが降霊術に使っていた、「呪いの木馬」が競売に出ました。出品の理由が「え?」って感じだったんですよね。

落札額を見に行ったら1,750ポンド(約31万6300円)でした。想定落札額が200~300ポンド(約3万6000円~5万4000円)だったので、喉から手が出るほど欲しい人たちが競り合っていたのでしょうね。

「子どもの吸血鬼」の遺骨、足に錠前が

Image: Institute of Archaeology – Nicholaus Copernicus University, Torun

ポーランドにある17世紀の墓で発見された、5~7歳の子供の白骨。普通とは違いうつ伏せで、足首には復活しないよう錠前がはめられていました。村の近所では、この子を含め、最低でも3人が吸血鬼として忌み嫌われていたことが分かっています。

生前に悪魔的な扱いを受けていたこの子供は、一体何をしたのでしょうか?

「人魚のミイラ」に科学のメスが入る

Image: 倉敷芸術科学大学

明治時代辺りの日本では、人魚のミイラが作られていました。その1体を科学的に分析した結果、私たちのロマンは現実に引き戻されしまいました。

とはいえ当時の人たちが人魚のミイラを作ろうとした発想力遊び心職人レベルの高さなどの文化的な側面が見えたような気がします。

アンティキティラ島の機械、自作可能に

Image: AUTODESK Instructables

1901年に海底で発見された、錆びついた歯車のオーパーツ「アンティキティラ島の機械」。映画『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』でも物語の鍵となるアイテムでしたよね。

アメリカではその解析に成功し、クラファン後は無料でデータが入手可能です。謎のオーパーツが自作できるようになるなんて夢のようですよ。

さすがに起動してトンでも展開が巻き起こることはできないでしょうけども?


解明されたものは、真実が知れてうれしいような寂しいような…複雑な感慨深さがありますよね。ですが心霊現象や古代の不思議な文化・慣習などは、いつまで経ってもロマンを感じます。

Source: The Canterbury Auction Galleries, Institute of Archaeology – Nicholaus Copernicus University, Torun, 倉敷芸術科学大学, AUTODESK Instructables