Windowsだけど…。
まるで懐かしの初代Macintoshか? そんなデザインのゲーミングミニPCが発売されるとの噂が流れていました。
このほど「Ayaneo Retro Mini PC AM01」の詳細スペックと販売価格情報が、クラウドファンディングサイトのIndiegogoに掲載されましたよ。
Windows 11を搭載したお手頃モデルに
Ayaneo Retro Mini PC AM01は、CPUにAMD製のRyzen 3 3200U 3.5GHzまたはRyzen 7 5700U 4.3GHzを採用。いずれも「U」がCPUモデル名に付されていることから、低消費電力のバージョンで、それほどパワフルな性能ではありません。
しかしながら、その分価格が抑えられており、最小構成モデルの8GBメモリ/256GBストレージを装備したキックスターター価格は149ドル(約2万2000円)です!
USB3.2ポートが3個、USB-Cポートが1個備わり、わずか466gという本体重量。5.2インチ(約13.2cm)四方のコンパクトサイズですから、どこへでも持ち運んでディスプレイにつなぎ、キーボードとマウスさえ接続すれば、それなりのタスクをこなせるWindows 11ミニPCに仕上がっています。
とにかく見た目がMacintoshというインパクトで、デスクトップに彩りを添えてくれそうですよね?
Ayaneoブランドの話題性
このところ洒落たWindowsポータブルゲーム機をリリースしたり、なにかと話題のAyaneoブランド。
実はAyaneo Retro Mini PC AM01も、最初は本体と一緒にゲームカートリッジのようなものがプロモ画像に写っていたり、もしやゲーミング系の新発表?と、そんな期待を抱かせたりもしたみたいです。
また、あの白黒画面のディスプレイっぽいデザインは、もしやそこまで復刻で再現するの? そう楽しみにさせてくれはしたものの、ただの見た目だけでした。
プリインストールされているOSは、中国語版の「Windows 11 Home Edition」なので、ちょっぴり期待はずれなMacintosh風ミニPC。
ですが、ベアボーンモデルも選べて、自分でHDDやSSDを追加し、Linuxなどの好きなOSを入れて使うのもよしでしょう。
なによりも1984年に登場した初代Macintoshといえば、2,495ドル(当時の日本での価格は約70万円)というプレミアム価格での発売だったとのこと。
その気分を2万円から味わえるなんて、それだけでも満足という人には、うれしい新モデルの登場ですよ~。
Source: Ayaneo Retro Mini PC AM01