Lenovoが自社初となるモバイルWindowsゲーム機「Legion Go」を発表しました。
ライバル視しているのは、やっぱりSteam Deckかな。昨今、モバイルゲーム機が年々盛り上がりを見せています。
Legion Goスペック
ディスプレイ(QHD+ PureSight)は8.8インチ、画面アスペクト比は16:10。LenovoのPureSightディスプレイは、コンテンツに応じてカラープロファイルを切り替えてくれるのが魅力です。画面の明るさは500nits。
画質は1600Pから800Pへ設定変更可能。同じくリフレッシュレートもゲームやバッテリー残量に応じて144Hzと60Hzに切替可能。
バッテリーは49.2Whで、これはSteam DeckやAsusのROG Allyより少し大きめ。また、30分で70%充電できる高速充電Super Rapidにも対応しています。
プロセッサはAMDのRyzen Z1 Extreme、メモリは16GB。容量は最大1TBまでで、スロット拡張でプラス2TBイケます(プロセッサ、メモリ、容量はその他オプションあり)。
ゲーム端末なので、USB TipeCポートが2つついてます。接続はWi-Fi 6EとBluetooth 5.2に対応。
Nintendo Switch的な構造
米GizmodoのFlorence記者が、今月9日まで開催されている 国際コンシューマ・エレクトロニクス展(IFA)にて、Legion Go実機を触ってみました。コントローラーがスライドして画面から外せる仕組みで、ちょっとSwitchぽさがありますね。
デッドスペースを最小限にしたジョイスティックの効果的な配置は、もしかしたらSwitchの上をいくかも。コントローラーには、トラックパッド、Dパッド、マウスホイール、マッピング可能なボタンが10個、トリガー、グリップボタンあり。かなり詰め込まれていますが、全体に手が届くのがいい! 画面から取り外したコントローラーの右側はマウスとして使うこともできます。
価格は699ドル(約10万2000円)から。
一緒に使えるゲーミンググラス「Lenovo Legion Glasses」
自分だけの大画面をスマートグラスで実現するのがLegion Glasses。画面はフルHDでリフレッシュレートは60Hz。スピーカーが内臓されています。USB-C接続でWindows、Android、Apple端末を利用できるので、ゲーム以外の使い方も可。
価格は330ドル(約4,800円)。
ゲーミングラップトップ「Legion 9i 」
IFAでは同時にラップトップ「Legion 9i」も発表。LenovoのノートPCシリーズでは初の16インチ。熱対策として、3つのファンに加え液体冷却システムが搭載されています。
チップはインテルの第13世代コアi9-13980HX、メモリは64GB。Nvidiaのノート向けGPU、GeForce RTX 4090のオプションあり。ディスプレイはPureSightミニLEDで可変リフレッシュレートは最大で165Hz。バッテリーは99.99Whr。価格は4,400ドル(約64万4000円)から。