KDDIと沖縄セルラー、au HOME向けIoTデバイス「かんたん見守りプラグ」

CNET Japan

 KDDIと沖縄セルラー7月11日は、「au HOME」において、人の動きや部屋の明るさ、温湿度などのセンサーで家族や不在時の見守りができ、熱中症対応の傷害保険も付帯するIoT見守りデバイス「かんたん見守りプラグ」を発売すると発表した。7月31日以降の発売に先立ち、7月11日以降順次、予約受付を開始する。

 au HOMEは、家族の居場所を確認できる見守りGPS「あんしんウォッチャー」や、外出先から室内を確認できる「ネットワークカメラ」、遠隔で家電機器を操作できる「赤外線リモコン」などのデバイスを含む、ホームIoTサービス。

 今回のかんたん見守りプラグは、コンセント接続型のIoTデバイス。映像で確認するネットワークカメラなどとは異なり、複数のセンサーで周囲の状況を把握することで、プライバシーに配慮しながら、au HOMEアプリまたは「with HOME」アプリで家族の状況を確認することができる。

 IoT機器向けの通信方式であるLTE-Mに対応し、Wi-Fiなどの通信環境がない環境でも、見守り場所のコンセントに挿すだけで利用を開始できる。auの契約がなくても利用が可能だ。

 4つのセンサーで、設置場所の人などの動き、部屋の明るさ、家電製品の使用状況、室内の温度・湿度を検知し、設置場所の状況をアプリで確認することができる。熱中症リスクの判定ができ、高齢の家族に水分補給や部屋の温度調整などを促すなど、熱中症の対策も期待できる。

 一人暮らしの家族に動きがない、深夜に明かりがついたままになっているなどの状態を検知した場合は、見守っている家族に通知。留守中の自宅など、人の動きがない場所での異常検知もでき、不在時の自宅見守りとしても活用できる。

 また、かんたん見守りプラグの申し込み登録を完了すると、au損保の傷害保険を無料で進呈。アプリの利用中は補償が継続され、日常生活のケガや熱中症などによって入院(免責1日)した場合、入院一時金3万円(不課税)を受け取ることができる。

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