Gaudiyは6月1日、シリーズBラウンド・1stクローズにおいて、25億円の資金調達を実施したと発表。
既存投資家のSTRIVE、JAFCOに加え、SBIインベストメント、KDDI、バンダイナムコエンターテインメントの3社を新たな引受先としている。これにより、累計調達額は28億円となった。また、今夏には2ndクローズでの追加調達を予定している。
同社は、ファンの熱量を最大化するWeb3時代のファンプラットフォーム「Gaudiy Fanlink」を提供。
これまでに、ソニー・ミュージックエンタテインメント、集英社、バンダイナムコエンターテインメント、アニプレックスをはじめ、著名なIPを有するエンタメ企業が同サービスを導入しているという。
Gaudiy Fanlinkを通じて提供されるコミュニティサービスには、IP公式に認められた場で、ファンが安心して主体的に活動できるという特徴がある。
NFTやDIDなどのブロックチェーン技術を活用することで、IPに紐づく横断的なファンの活動データを記録・蓄積し、ファンの熱量が正しく評価・還元されるエコシステムを構築しているという。
加えて、エンタメ企業のIP運営におけるコスト削減と、ファンのLTV（Life Time Value：顧客生涯価値）の向上が実現できるという。
今回調達した資金については、エンジニア、デザイナー、プロダクトマネージャーを中心に国内外での人材採用のほか、Gaudiy Fanlinkを拡充するための技術投資やメタバースをはじめとする新規の事業開発に投資する予定。
さらに、2022年内の東南アジア方面への展開を皮切りに、グローバル展開に注力。中長期的には、IPごとに独自のトークン上場支援を行うという。
