青森県、福岡県、佐賀県、長崎県の小学校、川崎市の高校が1.2倍、それ以外の自治体も1倍代前半が散見されています。辞退する受験者・合格者を考えると実質的に定員割れの状況と言えます。
2024年度(2023年夏実施)教員採用試験 志願者数・採用予定者数・倍率一覧 時事通信社出版局
免許がとりづらく授業のコマ数や業務量の多い小学校の倍率の低下が目立ちます。
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今年度は教員採用試験が低倍率になる自治体がさらに増えています。
R5 教員採用試験(小学校)志願倍率🙄
福岡県1.2倍
青森県1.2倍
佐賀県1.2倍
長崎県1.2倍
山形県1.3倍
熊本県1.3倍
鹿児島県1.3倍
秋田県1.4倍
福島県1.4倍
宮城県1.5倍
宮崎県1.5倍
山梨県1.5倍
大分県1.6倍
山口県1.6倍
愛媛県1.7倍
東京都1.8倍
千葉県1.9倍
新潟県1.9倍#教師のバトン— ray (@ray99131855) July 1, 2023
教員採用試験の倍率1倍台が珍しくなくなってきました。
教員採用試験の倍率が発表されてきました。倍率1割台が当たり前になってきました。各都道府県、やりがいをアピールするのではなく、教員にとって魅力的な仕組みをアピールする方向にシフトしてほしい。
たとえば、「うちの県は通知表所見ないよ」とか。そのあたりの競争が起きるといい
#教員採用試験— デルピ@公教育を改善したい教員 (@delpi_blog) June 9, 2023
にもかかわらず、文科省の対応はどこかちぐはぐです。
教員採用試験の倍率が低下する中、文部科学省は毎年夏に行っている1次試験を来年度は6月16日を目安に前倒しするよう、都道府県などに検討を求めました。
今後、全国で日程の前倒しが進むかどうか、注目されます。https://t.co/EJxhQlnhTY#nhk_video pic.twitter.com/u4Yn7EnBvM
— NHKニュース (@nhk_news) May 31, 2023
こうなってくると児童・生徒の親御さんも心配になってきます。
親が学校へ期待していることの第3位が…先生の再教育??
やはり、教員採用試験の倍率低下、教員不足、教員のなり手不足、長時間労働問題などの実態を知らない保護者もいるようですね。https://t.co/5hZizgt47S
— 天津ユメト (@yumeto_me) June 29, 2023
教員になりたい人にはチャンスと言えます。しかし、面接に来た受験者が全員採用されることは全ての人にとっての幸せとは限りません・・・。
令和6年度採用 福岡県教員採用試験の倍率
・小学校1.2倍
・中学 国語1.6倍
・中学 理科1.3倍
・中学 英語1.4倍
・中学の美術、技術、家庭は定員割れ教員になりたい方はチャンスですね! pic.twitter.com/g7rEec2Wbq
— 信田雄一郎@豊田市フリースクール (@nobuta314) June 17, 2023
公務員の身分保障の強さは尋常ではありません。
「いじめ加害教諭」が教育現場に復帰するかもしれない…「神戸教員いじめ事件」の処分をめぐる“逆転劇” : https://t.co/oBAzYmKaXQ #現代ビジネス
— 現代ビジネス (@gendai_biz) September 29, 2021
低倍率でも教員の質は確保できているのでしょうか?
女子生徒と性行為、男性教諭ら2人を懲戒免職 都教委 https://t.co/o4O8mZHK9h
授業以外で女子生徒の質問を受けるなどしている間に親密になり、教諭は「交際している感覚になった」と説明しているという。
— 産経ニュース (@Sankei_news) June 21, 2023
【悲報】中学校教師「4月に採用されたンゴ、せや!カメラ仕掛けたろw」→4月16日に逮捕 https://t.co/ysfdPKSF4m
— ツイッター速報〜BreakingNews (@tweetsoku1) June 20, 2023
「進路相談にのるうち性的欲求が…」元高校教師が女子生徒と性行為で懲戒免職 鍵のかかる教室やホテルで 東京都教委 #FNNプライムオンライン https://t.co/XdKg2gohUF
— FNNプライムオンライン (@FNN_News) June 21, 2023
殺人容疑の江戸川区立中学教諭、住宅ローンのほか借金も…1階から3階まで広範囲に土足痕https://t.co/xOWVF6kTD4#社会
— 読売新聞オンライン (@Yomiuri_Online) May 11, 2023
まともな若者は教員を避けてしまっても、一度採用した教員は基本的に65歳まで雇用されます。
6/21朝日「新任教諭増える退職」東京都では22年採用の2429人のうち108人(4.4%)が1年以内に退職、そのうちの約4割が精神的な不調を退職理由にあげた。これにともなって今春、都内の公立小学校では約80人の教員不足が生じた。まともな若者は教員になろうとせず、こうした事態はまだ序の口では。
— 橘 玲 (@ak_tch) June 21, 2023
学校は崩壊の入り口に立っているのかもしれません。