毎日新聞との訴訟の一審判決について

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毎日新聞との訴訟の一審判決が9月21日東京地裁で示されました。

東京地裁 Wikipediaより

結論は、想定外なことに、当方の訴えが認められませんでした。

毎日新聞記事は、私が国家戦略特区の提案者から金銭を受け取った、会食接待を受けた、との内容でした。

これに対し、今回の判決では、

  • 記事では、金銭を受け取ったのは別の事業者と書いてあり、私が受け取ったとは書いていない
  • 記事では、「会食」と「懇談」を使い分けてあり、「懇談」と書いてある部分は名誉棄損になりえない

とし、ほぼ入口段階で主張が退けられました。

また、「会食接待」と書いてある部分については、真実と示す根拠はないが、一方で、会食接待がなかったと積極的に示す材料もない等の理由で真実相当性があるとされました。

これでは、新聞記者は、虚偽だとわかっていながら、あるいは思い込みだけで、人を貶める記事を書いても構わないことになってしまいます。

あとで言い逃れができるよう(「受けとったのは別の人だと書いてある」「懇談と書いてある」など)、小細工だけしておけばよいわけです。

また、根拠不明の疑惑をかけられたら、かけられた側が「なかった」と示さなければならないというのも、解せないことです。

ここまでデタラメな記事でも訴訟では容易に勝てないとは、新聞社と戦うのは大変なことだと改めて思いました。

しかし、勿論このままにはできませんので、直ちに控訴し、徹底的に戦うつもりです。

なお、篠原孝議員との控訴審(一審は私の勝訴)、森ゆうこ議員との訴訟は、引き続き係争中です。
また改めてご報告いたします。

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