現代社会において簡単にマイナスイオンを生成する方法です
暑い日が増えてきて、夏が近づいてきた。
こんなときは滝の近くまで行ってマイナスイオンを浴びたいものだ。
身近に自然が少ない現代では、マイナスイオンのスポットまで行くのは大変である。
しかし、身の回りにイオンはあるのだ。
イオンモールである。
マイナスイオンの作り方
ブームになり始めの頃は水素水と同じような立ち位置だった気がするが、いつの間にか「滝や森林にあるなんだか体にいい気がする存在」として市民権を得た感じがするのがマイナスイオンだ。
効果のほどは別として、マイナスイオンスポットと呼ばれるところを歩くのは気持ちがいいだろう。
しかし僕の生活圏には滝はない。
代わりにイオンモールはある。
ここから導き出される結論はひとつだ。
イオンモールを撮影し、写真から消すことでマイナスイオンを得るのである。
図で表すと以下のようになる。
これが家庭で簡単にマイナスイオンを生成するための方法である。
そして世は大AI時代である。
Googleのスマホに消しゴムマジックという機能が搭載されており、選択した部分をAIによって消すことが出来るのだ。
フォトショップや他のアプリでも同様の機能があるが、僕はGoogle Pixelユーザーなので手軽に試せるのはうれしい。これを使おう。
早速イオンに向かうぞ!
マイナスイオン化にチャレンジ
一番最寄りのイオンにやってきた。
もうめちゃくちゃ来ているイオンである。
今回の記事はイオンが気にくわないから消してやるぞ!みたいな意図は全くないことをはっきりここで書いておく。
うっかり出禁になったりでもしたらものすごく困る。
イオン関係者が見ていたら「なるほど、マイナスイオンを生み出したいだけなんだな」と見逃してもらいたい。今週末も行くので。
青空になった。
イオン全体に適用してみるぞ。
青空の部分は消えたと言えそうだが下の部分があやしい。
写真に占めるイオンの割合が高すぎるのだ。
AIは選択した対象を周りの風景に溶け込むように消すので、その対象がそもそも大きすぎると不自然になる。
これではペイントで塗りつぶすのと変わらない。
思ったよりもマイナスイオンを生成するのは難しい。
周りに高い建物もないので、基本的に抜けた景色になってしまうのだ。