サブスクリプショォォォオオンッッ! みんなサブってるか? 久しぶりだな。サブスクにとても興味がある男、サブスクマンだ!! ものすごい勢いで増えつつあるサブスクサービスを、初月分だけサクッと試してみたい男、サブスクマンだ!!!
今日、俺がサブってみるのは「おかん」である。お燗でも悪寒でもない。ガチの「おかん」だ。「おかん」なんてサブスクできんの? と思われるかもしれないが、できる。月額4299円(税込)からできる。それではさっそく「おかん」を呼び出してみたい。おかーーーん!
・「おかん」をサブスク
「おかん」が訪ねてくる前に、まずは「おかん」の料金についてご説明しておこう。「おかん」には『おかんの気持ち』『おかんの優しさ』『おかんの愛情』という3タイプの「おかん」が存在する。月額はそれぞれ4299円、6999円、9699円だ(税込・送料込み)。
内容がどう異なるかは後述するとして、とりあえず俺はもっとも安価な『おかんの気持ち』を注文した。安い「おかん」……何やらひどく悲しい気分になるが、もちろん金額によって「おかん」の価値が変わるワケではない。「おかん」は「おかん」である。
・「おかん」来日
さあ、いよいよ俺の「おかん」が到着した模様だぞ。おかーん、ちょっと待ってやーーー! いま開けるでーーーー!! 一体どんなテンションがやって来るのか? 出迎えるべく玄関へと向かう俺だったが、次の瞬間……
え!?
お、おかん……?
・「おかん」のここがスゴイ①:人ではない
俺の元に届いたのは、なんと冷蔵の段ボールだった。一瞬『セブン』のラストシーンかと思ったが、実はこれが「おかん」の正体。1カ月冷蔵保存が可能な食べきりサイズの手づくり惣菜である! おかーーーーーん! 待ってたぞォォォォオオオオ!!
毎月10種類の総菜が定期的に自宅まで届く「おかん」。内容は毎月4〜6種ほど変更されるそうで、月額によって20種類、30種類と品数も増えていく。俺が注文した『おかんの気持ち』は毎月10種類のプランだ。
本来ならば1カ月かけてのんびり「おかん」の味を堪能するところだが、今回は撮影のため、全10品を一気に解放させてもらった。結果、「おかん」をハチャメチャに酷使したみたいな感じになってしまったが、どうか許してほしい。
それではメンバーを順番に紹介しよう。まず『直火で焼いたチーズ入りハンバーグ イタリアントマトソース』。
『骨取り さわら西京焼き』。
『ほっこりみそ旨豚汁』。
『お出汁がおいしいおでん(京風)』。
『ツナマヨマカロニサラダ』。
『骨取り さばの生姜煮』。
『骨まで食べられる ほっけの塩焼き』。
『枝豆とひじきの生姜風味鶏サラダ』。
『牛すき鍋』。そして……
『豚の角煮(中華風)』。これが一番ウマかった。
・「おかん」のここがスゴイ②:助けてくれる
以上10品。どの料理もレンチンか湯せんで簡単に食べられるぞ。利用してみて思ったのは、この「おかん」は忙しい……でもあと1品欲しい! という時に、その実力を最大限発揮してくれるってことだ。メインというよりは、隙間を埋めてくれる存在というか。
特に共働きかつ、子供がいる家庭にはかなりフィットすると思った。自分は品数が少なくても別に構わないけど、子供はそれだとちょっと可哀想だからな。冷食と違って手作り感強め、魚料理が充実、1カ月冷蔵庫に入れっぱOKなど、痒い所に手が届くサービスという印象である。
これに対し「コンビニやスーパーで買えばよくね?」と思う人がいたら、そいつはマジでバッドサブスクだろう(分かってねぇ)。コンビニやスーパーで買ったりする余裕がある時は、コンビニやスーパーで買ったりするんだよ。それすらも難しい時のためにこういうサービスがあるんじゃないのか。
・「おかん」のここがスゴイ③:味方すぎる
つまりこの「おかん」は、なくても特に困らないけど、あったらとても助かる日常サポート系サブスクなのである。その頼もしさときたら、まさに俺たちの「おかん」。本当に困った時に助けてくれるのは、やっぱり「おかん」なんだよなぁ。サブサブ(うるうる)……。
サービスの休止・解約手続きはマイページ上から可能だ。初月だけの注文も問題なかったので、自宅に「おかん」を召喚したい人は一度試してみてほしい。改めて「おかん」のありがたさが身にしみるはずだぞ。
というところで今回はここまで。また次のサブスクで会おう。サブスクリプショォォォオオンッッ!!