記事未満、ツイッター以上のちょっとした発見を伝えるコーナー。今回は過去最高の10本です。
・アメリカの路上にUSAと書かれている
・台湾の綠豆沙はあずきバーの発展型
・ブルドッグソースの犬の口調
・壁に埋め込まれた車止めポールの末路
・新宿の登り方が分からないはしご
・輸入食材店のレシートがWEGO
・小田急の運行情報に海賊船がいる
・縁起のよさそうな、金・銀のポストがある
・コンビニの幟(のぼり)が新店長就任
・ガス管はよくみるとトーナメント表に見える
ハローコネタワールド、今回はアメリカからアメリカらしいコネタからスタートです。
ある日、夫婦で近所を散歩していたら、妻が「USAって書いてある」という。見るとたしかに書いてある。
カリフォルニア州に住んでいるので確かにここはアメリカだが、国境からほど遠いのでここがアメリカなことに疑問の余地はないし、なんだろうね、テレポーテーションしてきた人がわかるようにかな、などと冗談をいいながら散歩をつづけた。
あとで調べたところUnderground Service Alertの略で、工事前に地下の配管などの調査をしたときのマーカーだということがわかった。カリフォルニア州限定らしい。当然ながらそんなに面白いオチはなかった。
ただ「アメリカの(一部地域の)路上のそこらじゅうにUSAと書いてある」というのが少し面白くて、気にいっている。そして一度その存在に気付くと無数に見つかるのです。
これ、アメリカのデイリーポータルZみたいなサイトが集めたりしてないんでしょうか。次は太平洋を渡って台湾から。
台湾の綠豆沙はあずきバーの発展型(タルテツ)
台湾で流行っているらしい”綠豆沙”という飲み物ですが、タピオカストローで吸えるようになったあずきバーという感じでした。
たれてこないから手も汚れないし、硬くないから歯を心配しなくても大丈夫!まさに正当進化と言えるでしょう。井村屋さん監修で早く日本に導入して欲しい!
溶けたあとのあずきバー感もそのまんまでした。
あずきバーはカッチカチだからこれ最高ですね。
「初めて飲んだのに既視感があったので、職場の皆で議論の末、答えに辿り着きました。」だそうです。きっと半年たたずに日本でも流行るから待とう。
ブルドッグソースの犬の口調(はま乃っち)
ブルドッグソースの犬の口調 そんなかわいい口調だとは思いませんでした。120年も看板犬をやっていると丸くなるのかもしれません。
ささやかなコネタですが笑ってしまいました。よく見るとラベルの犬とも口元が違いますね。笑ってる。
2018年ごろ(だったかな?)、神田駅周辺を歩いていたところ、車止めポールが店舗の壁に埋め込まれていました。
ずいぶん思い切ったことをするなぁ、と思いました。
3年ほど経って、2021年に同じ場所を通りがかると、手前の店舗が別の店に変わって、車止めポールの埋め込まれていた部分がぶった切られていました。
またずいぶん思い切ったことをするなぁ、と思いました。
スパーンと切られてますね。容積率と車止めのせめぎ合いですね。
新宿の登り方が分からないはしご(高瀬雄一郎)
新宿駅の南口近くのこの看板、端のほうに上まで登れるはしごがついているのですが、
よく見ると、
はしごの下側がかなり高い位置にあって、どうやって登るのか分からない。
そして登れたとしても、何のガードもないこのはしごを上がっていくのはかなり怖そう。
まるでヘリコプターから垂らされた縄ばしごのような心もとなさ。看板のかげにヘリが隠れていて、はしごに足をかけたらそのまま空につれていかれちゃうのかもしれない。
見るだけで怖い。あの位置で足ぶらぶらさせることになるのかと思うと。
輸入食材店のレシートがWEGO(JUNERAY)
アメ横の輸入食材店で買い物をしたら、レシートがWEGOでした。
「メンズMボトムス」を2着買ったことになっていますが、実際は製菓キットと香辛料です。
きっとレジが以前WEGOにあったもので、使えるからなんとなくそのまま使っている(あるいはWEGOが服屋の名前と知らず、メンズMボトムスの意味も追究していない)のでしょうが、それでいいのか?の気持ちと、愉快だからできればこのままでいてほしい気持ちが両方あります。
こういう雑さが世の中にもっと広がってほしいですよね。売り上げの計算どうしているのか分かりませんが。
小田急の運行情報に海賊船がいる(たこマン)
ある日の小田急小田原駅。の文字があるとインパクトがあります。
ほかの路線の運行状況が表示されるのと同じスクリーンです。たしかに同一グループ内の「交通機関」の路線ですが、ここに「海賊船」
海賊船は小田急・箱根登山鉄道グループだからこうなっちゃうんですね。「ここに(別資本の)双胴船の運行情報が出ることはないんだろうなと思いながら撮りました。」とのこと。
たぶんにここには出ないと思いますよ。
箱根山の話はこの記事を読んでね。(箱根山戦争の跡を訪ねる~しらべ旅)
縁起のよさそうな、金・銀のポストがある(もるじぶ)
東京には、Drコパが大事にしてそうな、輝く金と銀のポストがあります。
ギラギラしすぎず、上品なたたずまいです。
こちらは、東京五輪2020大会において、金メダルを獲得した日本代表選手等の栄光を称える「ゴールドポストプロジェクト」によって、柔道男子60キロ級で金メダルを獲得した高藤直寿選手の栄誉をたたえて設置されました。
(東京にはもう1体、都営新宿線東大島駅に堀米雄斗選手のゴールドポストが設置)
場所は、六本木ヒルズのけやき坂。
ゴージャスでファッショナブルなこの街に設置された銀ポスト。どう見ても銀です。
でもね、近づいて見ると、銀(とあくまで言い張る)の塗装の下に「赤」がチラホラ見えます。今は清楚にしてるけど、昔のヤンチャぶりが隠し切れない某女優のようです。
五反田駅の本当に駅前ですね。
「五反田駅前を歩いている時に、遠くに光り輝く物体があるなー自分疲れてるのかな、と近づいていったら、ポストでした。」だそうです。歓楽街じゃないほうにあるのも意外!
コンビニの幟(のぼり)が新店長就任(湯)
お店の前に「営業中」って書いた幟が立っていたら「ああ、今このお店は営業しているんだな」とわかるし、「そば」と書いていたら「そば屋なんだな」となる。
幟で、今朝知らされたのがこちらです。
奥にある「ファミマ自慢の冷麺」より、インパクトのある赤と黒で堂々と書かれています。コンビニの幟って、おすすめ商品とかフェアとかを知らせるものじゃないんだ! と驚きました。
新店長、がんばれ!
パチンコ店のノリですね。
もしかしたらパチンコ店からやってきた店長なのかも。「幟に書かれた文字に、これからはもっと注目してみたいです。」だそうです。
「見積もり」「たけつめ」など意外なことが書いてある幟ってありますよね。集めてます(写真を)
マンションの外に何本か並んだガスボンベ。
これ、よーく見ると配線がトーナメント表みたいになっているのだ。
僕はスポーツ漫画のトーナメント表が見開き2ページ使って描かれるシーンが大好きだが、まさにそんなイメージ。
このガスボンベトーナメントの楽しみ方はこの配管とあの配管が戦うのか…と自分の中で妄想を膨らませていくことにある。推しの配管の近くにシード校のように途中からニュッと出てくる配線がいようものなら大変だ。
強豪校との熱い戦いに心躍ることになるだろう。
さぁ誰が自分の強さを爆発させるのか。ガスは爆発しちゃいけないけども
1枚目の写真は内側の2本がシードですね。シードじゃないところから勝ち上がってくるダークホースのボンベに期待です。
「すっかり魅了され今では通勤中もガス管ないかなと探す日々です!」とのこと。いいトーナメントあったら教えてください。
以上、今週のコネタでした。
「これすごくないんですか」と人にカメラロールの写真を見せる気分で投稿してください。
採用されたかたにはデイリーポータルZ特製ノートをお送りします。
ここから先はコネタバックナンバーです。