Valveは15日、同社が運営するゲームプラットフォーム「Steam」について、ゲームクライアントの更新をリリースしたと発表した。今回のアップデートでは、ユーザーインターフェイス、Steam DeckやBig Pictureモードとのコードベースの共有といったフレームワークなどの刷新した。
Steam自身もTwitterで「ビッグアップデート」と評するとおり、Steamメイン画面のヘッダーとフッター、設定、スクリーンショットマネージャーなどのUIをアップデートしたほか、通知機能を改善し「本当に新しいものが入ってきた場合にのみ点灯」するようにした。
また、オーバーレイのカスタマイズ機能も再設計。新機能として「ツールバー」を追加し、フレンドとのチャットや、実績の進行状況、ガイド、掲示板、ブラウザなど、ゲーム中に必要となる情報にアクセスしやすくなった。
オーバーレイの新機能はこのほかにも、プレイしているゲームのメモを書き留める「メモ機能」や、オーバーレイからウィンドウをピン留めできる機能、ゲーム概要パネルなどがある。
技術面では、Mac、Linuxでのハードウェアアクセラレーションにも対応。コードベースを共用により、今回のアップデートはPC版クライアントのリリースと同時に、ハンドヘルドゲーム機「Steam Deck」でもリリースされた。
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