Meta Platformsが運営するメッセージングサービス「WhatsApp」は米国時間6月8日、新機能「WhatsApp Channels」を発表した。
提供:WhatsApp
WhatsAppは同機能について、「管理者がテキストや写真、動画、ステッカー、アンケートを送信できる一方向の配信ツール」だと声明で述べている。ユーザーは、検索可能なディレクトリーからフォローするチャンネルを選んだり、お気に入りのスポーツチームや趣味、地元当局の最新情報のチャンネルをフォローしたりできる。
プロモーション動画の中で、WhatsApp Channelsは「関心があるすべてのトピックをフォローするプライベートな方法」と呼ばれており、「DIYのヒント」「交通」「天気」といったトピックが紹介されている。サービス開始時のパートナーには、サッカーチームのFCバルセロナやマンチェスター・シティFCのほか、国際救済委員会(IRC)、世界保健機関(WHO)などが挙げられている。
新機能が利用できるようになる具体的な時期についてコメントを求めたが、すぐには回答を得られなかった。ただし、同社の声明によれば、WhatsApp Channelsは他の国々に先駆けて、コロンビアとシンガポールで提供を開始するという。
WhatsApp Channelsは、通常のチャットとは別に、WhatsApp内の「Updates」という新しいタブに表示される。どのチャンネルをフォローするかはユーザーが選択できるため、どのグループのものであっても最新情報の受信を強要されることはない。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。