※2023年6月2日に公開された記事を、イベント直前のため再掲しています。
新機能モリモリな予感?
日本時間6月6日(火)午前2時から開催されるWWDC23では、iPhoneやiPad、Mac向けの最新OSに加えて、今年はMRヘッドセットや新型MacBookシリーズなどの発表が予想されています。
iPhoneに関してはiOS 17の全貌が明らかになるわけですが、発表直前ということでこれまでのウワサをまとめてみました。
コントロールセンターが久々にアプデされるかも
画面の明るさを変えたりWi-Fiのオン/オフの切り替えなどで便利なコントロールセンターですが、かれこれ何年も放置状態となっています。iOS 17では大きな変更が加えられるとのことなので、使い勝手が良くなることを期待するばかりです。
「ウィジェット」が高機能化
iOS 17では、「ウィジェット」機能が、文字入力やボタン操作、スクロールに対応した、よりアクティブなものになるかもしれません。
iOS 14から追加されたホーム画面のウィジェット機能。アプリを開かずに天気やカレンダーなどの情報を見ることができます。でも、「ウィジェットに表示されている情報を確認する」以外のことをしようと思ったら、ほとんどの場合、アプリを開く必要がありました。
新しい純正アプリで「日記」が追加されるみたい
The Wall Street Journalによると、AppleはiPhone向けにDay Oneのような日記(ジャーナリング)アプリを提供予定とのこと。「探す」アプリの位置情報や一部の純正アプリのデータを活用するほか、距離感を検出して仕事の同僚と友人を区別するなどの機能が盛り込まれるのだとか。
「日記」アプリはiOS 17の一部として組み込まれる可能性が高そうです。
iPhoneがスマートディスプレイに変わる?
iOS 17ではiPhoneを横向き(ランドスケープモード)にして充電をすると、スマートディスプレイに変身すると噂されています。昨年発売されたiPhone 14 Proは常時表示ディスプレイに対応しているため、一目でカレンダーの予定や天気、通知などの情報が確認できるようになるのは便利です。
これこそiPadで使えるようになったらいいのに…。
「ヘルスケア」アプリでストレスチェックができるかも
iOS 17の「ヘルスケア」アプリにはユーザーの気分や感情をトラッキングする機能が追加されると噂されています。これは、ユーザーがさまざまな質問に答えることで、自分の気分や感情が時間が経つにつれてどのように変化していくか教えてくれるものとのこと。
また、ようやくiPadOS 17で「ヘルスケア」アプリが追加される、なんて噂もあります。
サードパーティのApp Storeが登場?
iPhoneでアプリをダウンロードするにはApp Storeにアクセスするのが基本ですが、今年の秋以降はその流れが少し変わるかもしれません。iOS 17ではEUのデジタル市場法(DMA)の関係から、サイドローディングが可能になる(App Store以外からもアプリをDL&インストールできる)と予想されています。
もしこれが本当に実現した場合、気になるのはセキュリティ面ですが、そこに関してはAppleのことですから何か特別な解決策を用意してるのでしょう。
また、この機能に関しては欧州の一部地域限定で展開され、米国や日本では利用できないと伝えられています。
「ウォレット」と「探す」アプリが強化される?
「ウォレット」アプリはSuicaやクレジットカード、一部のポイントカードの管理に便利で、「探す」アプリは手持ちのApple製品や特定の人物を探すのに役立ちますが、iOS 17ではこれら2つのアプリが改善されると予想されています。
具体的な改善点は不明ですが、特に「ウォレット」に関しては、ユーザーインターフェイスの微調整に加え、アプリの改良が行なわれると伝えられています。
SharePlayとAirPlayも改善されるっぽい
FaceTimeを通して友達や家族と映画や音楽をリアルタイムに一緒に楽しむことができるSharePlayですが、どうやらiOS 17ではアップデートが行なわれる模様。
また、AirPlayに関してAppleは一部のホテルや施設の関係者と新しいAirPlayの接続方法について議論済み、と伝えれられています。今後はもしかすると、ホテルの部屋に置いてあるテレビやスピーカーにケーブルで繋ぐことなく、これまで以上に簡単にワイヤレスで接続できるようになるかもしれません。
今年のWWDCは2時間超えとの予想もあることから、いろいろと盛り沢山な内容になりそう。当日はしっかり仮眠をとって、年に1度の祭りに備えるとしましょう。
Source:9to5mac