そういえば「へぎそば」とは何なんだろう……と思い「へぎそば」でググってみたところ、一番上にヒットしたページが詳しそうなので覗いてみた。いわく、
「へぎそばといえば近年では関東でも知られた名前になりましたが、ではこの「へぎ」とは一体なんでしょう? この「へぎ」、実は「剥ぐ=はぐ=へぐ」のなまりで、木を剥いだ板を折敷にしたもののことであり、ざるそばやせいろ同様、「へぎ」という器に盛られたそばのことを言います」
──とのこと。なにやら詳しいサイトだな……と思ったら、なんと今回の干し蕎麦の製造所『小嶋屋総本店』のページだった。
「へぎそば」でググって一番上に出てくるとなれば、もう「へぎそば=小嶋屋総本店」といっても過言ではなかろう。実は過去にも同社の蕎麦を食べているが、それまた『純国産 手繰りへぎそば』であった。
へぎそばの真髄、たのも〜っ!
デカい鍋にタップリのお湯を沸かし……
約5分ゆでて……
完成。
して、そのお味は──
独特だね。特に歯ごたえ。コリコリと。まるで海藻を食べているよう。そして独特のぬめり。
まとめると、ヌメっときて、コリっときて、ニュルンと喉の奥に消えていく。「布海苔」だからこうなるのか。おいしいです。
「家そば」か「外そば」かなら、まあ外だけど、ちょっとばかしインパクトは弱いかな〜。
あとは食べ方。これはもう「冷」でいくしかないでしょう。温にしたら、ヌメッコリッニュルッが消えてしまいそう。なので冷でよろしくです!
執筆:干し蕎麦評論家・GO羽鳥
Photo:RocketNews24