キオクシア、PCIe 4.0に対応した小型大容量SSDの評価用サンプルを出荷

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KIOXIA BG6シリーズ

 キオクシア株式会社は、PCI Express 4.0に対応し、モバイル機器向けの小型フォームファクターを採用しつつ大容量を実現した「KIOXIA BG6」シリーズの評価用サンプルを、特定のPC OEM顧客向けに2023年後半から出荷開始する。

 BG6シリーズは、第6世代3次元フラッシュメモリ「BiCS FLASH」を初めて搭載した製品。フォームファクタはM.2 2230とM.2 2280を採用し、容量は256GB/512GB/1,024GB/2,048GBの4種類を用意する。

 NVMe 1.4cやSMBusの機能に対応するほか、サイドバンド信号(PERST#、CLKREQ#、PLN#)は1.8Vと3.3Vの両方をサポートする。また、最新のTCG PyriteとOpalの規格に対応したモデルを用意するほか、強制シャットダウン時にデータを保護する電源断通知機能も備える。

 このほか、DRAMキャッシュ非搭載ながら、PCのメモリを一部利用する「Host Memory Buffer(HMB)」技術に対応。シーケンシャルリード速度は最大6,000MB/s、同ライト速度は最大5,300MB/s、ランダムリード速度は最大85万IOPS、同ライト速度は最大90万IOPS。

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