正直、あの超有名商品の上位互換蕎麦であると私は感じた【家そば放浪記】第137束:ヤオコーで買った信州ほしの『信州小諸の信州そば』税込235円(1人前59円)

ロケットニュース24

やけにド派手なパッケージ。中華風でもある。「激辛!」とか「四川風!」とか書いてありそうな配色であるが、れっきとした蕎麦である。

メーカーは信州ほしの。かの有名な「小諸七兵衛」の信州ほしのではないですか。「七兵衛」のブランドに頼らない「小諸」の蕎麦、いっちょ確かめてみようではありませんか。

パッケージに書かれている情報から、特筆すべきことは何もない。強いて言うなら100gあたりのカロリー344kcalは、『信州 小諸七兵衛 更科そば』と同じであるが、ゆで時間が全然ちがうので別商品であろう。


なにはともあれ……。


デカい鍋にタップリのお湯を沸かし……


4分ゆでて……


完成。



して、そのお味は──


まぁ……家ですな……。パッケージに書かれている「豊かなそばの風味と歯切れの良さ」は、たしかにある。

だが、ものすごく大雑把に例えるならば、この蕎麦は、味、風味、歯切れ、すべてにおいて「カップ蕎麦『緑のたぬき』の蕎麦の上位互換」であると私は感じた。

個人的に『緑のたぬき』の蕎麦は好きなのだが、「緑のたぬきを、もっと丁寧に突き詰めたらこうなります」的な蕎麦なのだ。向かうベクトルは同じで、その先の延長線上にコレがあるみたいな。

なので、“麺抜き” で緑のたぬきを作り、この信州ほしの『信州小諸の信州そば』をドッキングさせたら、けっこう面白いことになると思う。「緑のたぬきPRO」みたいな。

私はやらないけども。


執筆:干し蕎麦評論家・GO羽鳥
Photo:RocketNews24

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