水筒サイズなのに豆からコーヒーを楽しめる。異色のコーヒーガジェット「ATONCE」

GIZMODO

本記事は2023年04月17日の記事を再編集して掲載しています。

こんなに場所を取らない本格コーヒーセットが今まであっただろうか。

自分で作るハンドドリップコーヒーには、なんともいえない安らぎがあるもの。コーヒーに関するガジェットは数多ありますが、この「ATONCE(アトンス)」はそのなかでもすごく異色のアイテムなんです。なぜなら、とってもオールインワンだから!

魔法瓶の中にあらゆる器具を集約

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Photo:ヤマダユウス型

こちらが「ATONCE」の本体。一見するとスタイリッシュな魔法瓶のようですが…

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Photo:ヤマダユウス型

開けてみると、5つのモジュールに分解できちゃう! 左から順に、ドリッパー兼飲み口、ケトル、電動グラインダー、ドリッパー、マグ。これらハンドドリップに必要なアイテムを1つに集約できるのが、「ATONCE」の特徴なのです。

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Photo:ヤマダユウス型

電動グラインダーはUSB Type-Cで充電。いいねぇ、使いやすい。

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Photo:ヤマダユウス型

グラインダーの細かさは5段階で設定可能。耐久性に優れたセラミック製の臼とステンレスのシャフトを採用しています。セラミックの臼は刃こぼれしにくいのが良いですよね。

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Photo:ヤマダユウス型

これらのモジュールに加えて、豆を持ち運びできる小さな密閉カップも付属しています。お湯を用意できればアウトドアでもハンドドリップコーヒーが楽しめるわけです。

ドリップにもこだわってます

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Photo:ヤマダユウス型

それでは早速、ハンドドリップコーヒー作っていきましょう。まずはコーヒースプーンで一杯分の豆を投入(コーヒースプーンも本体に付属してます)。

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Photo:ヤマダユウス型

電動グラインダーをセットして、電源をオン。ゴリゴリと豆が挽かれ、良い香りが立ち昇ってきました。このグラインダーは豆を挽き終わると自動で停止する賢い仕様です。

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Photo:ヤマダユウス型

豆を挽いているあいだにお湯を用意します。付属のケトルには230mlの目盛りが刻まれてるので、これを目安にお湯を準備。

いわく230mlという分量と15gのコーヒー豆は、SCAゴールデンカップの基準でもある15:1の黄金比率なんだとか。ほへー、知らなかった。

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Photo:ヤマダユウス型

ハンドドリップではお湯の注ぎ方も重要になってきます。ここで活躍するのがこちらのフタ。ケトルのアイコンがある部分を開けると、細いお湯を注ぐための口が隠されてるんです。

キャンプでコーヒーを作る時などはケトルを用意するのが大変だったりしますが、なるほどこう解決してきたか。

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Photo:ヤマダユウス型

そうこうしてるうちに豆も挽き終わりました。今回は5段階中もっとも粗挽きなサイズで挽いてみましたが、良い感じに粗めですね。

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Photo:ヤマダユウス型

フタを装着したケトルからお湯を注ぎ、ハンドドリップ開始。細いお湯が出てるのが分かります?

ちゃんとコーヒーケトル的なお湯になっていて、円を描くような定番の注ぎ方もできます。

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Photo:ヤマダユウス型

ドリッパーにはステンレスのデュアルフィルターを採用。紙フィルターと違って繰り返し使えるのがラクで良き。穴のサイズはかなり細かく、一滴一滴じっくり抽出されています。今回は粗挽きでしたが、中挽き(5段階のうち3)で挽いた際は粗挽きの1.3倍ほど抽出時間がかかりました。

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Photo:ヤマダユウス型

抽出が終われば、ハンドドリップコーヒーの完成。お味の方は…うむ、完全に旨し。しかも何が良いって、マグ自体に保温性があるので冷めにくいのがうれしい。ケトルの時に使ったフタの反対側には、ゴムパッキン構造の飲み口もついてます。スタバ的な飲み方もできちゃうわけだ。

操作性×デザイン×収納力。異色のコーヒーガジェット

使い方がイメージしづらかった「ATONCE」ですが、いざコーヒーを作ってみると思った以上にスムーズに使えました。個人的には収納性の良さが気に入りましたね。ハンドドリップってグラインダーやらケトルやら、何かと器具が増えがちだけど、「ATONCE」はそれらが1つにまとまってるのがありがたい。

ただ、グラインダーが臼ごと分解できないため、清掃には限度があります。付属のブラシである程度のコーヒーかすは掻き出せますが、使い続けてるとかすが溜まってくるかも。水洗い厳禁となっているので、グラインダーは毎回しっかり清掃してあげましょ。

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Photo:ヤマダユウス型

異色のコーヒーガジェット「ATONCE」は、一緒に買うとお得に買い物ができるCoStoryにて取り扱い中。いまなら以下のリンク先商品ページより9%OFFで購入できるチャンス。

コーヒー好きなあの人へのプレゼントや、手軽かつ省スペースにハンドドリップを楽しみたい方は、ぜひお試しあれ。キャンプでコーヒーを楽しみたい人にもオススメしたいッ。

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