インプレス社、ウェブメディア「PC Watch」にChatGPT活用 長文記事を自動要約…メディアで導入の動き進む

J-CASTニュース

   インプレス(東京都千代田区)が運営するウェブメディア「PC Watch」は、一部記事にチャット型AI(人工知能)「ChatGPT」を用いた要約機能を試験導入したと2023年5月1日に発表した。

  • インプレス社がウェブメディア内にChatGPT導入(画像はイメージ)

    インプレス社がウェブメディア内にChatGPT導入(画像はイメージ)

  • PC Watchが導入したChatGPTによる要約機能(公式ツイッターより)

    PC Watchが導入したChatGPTによる要約機能(公式ツイッターより)

  • インプレス社がウェブメディア内にChatGPT導入(画像はイメージ)
  • PC Watchが導入したChatGPTによる要約機能(公式ツイッターより)

記事を10行程度に要約

   PC Watchの公式ツイッターは5月1日夜に「【お知らせ】一部の長めの記事について、ChatGPTを使った『記事の要約表示』機能を試験運用開始しました」と発表。「本文内にある『AIでこの記事を要約する』ボタンを押すとご覧いただけます」と機能を伝えた。

   J-CASTニュース編集部が2日、同サイトの一部記事を開くと「AIで記事を要約する(β)」というボタンが表示された。これをクリックすると、すぐに10行程度の記事の要約文が表示される仕組みだった。要約文には「この要約はChatGPTによって自動生成されたものであり、原文の完全性や正確性を保証するものではありません。この機能はベータ運用中です」と但し書きがされている。

   23年1月には米ウェブメディアのバズフィードが、ChatGPTを開発する米Open AI社の技術を編集コンテンツに活用すると報じられ、同社の株価が上昇するなど話題を呼んだ。法律ポータルサイトの弁護士ドットコムでは、ChatGPTを用いた法律相談コンテンツを今春に開始することが報じられている。

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