【予測不可】ペヤング超大盛やきそば「社員が思う一番美味しい辛さ」を食べてみた → 逆に泣いた

ロケットニュース24

ちょっとこれは予測できない──。なんの話かというと、2021年10月19日からローソンで先行発売されているペヤングの新商品『超大盛やきそば 社員が思う一番美味しい辛さ』のことである。中辛なのか大辛なのか激辛なのか? 全くもって予想できない。

辛いペヤングでといえば、鬼のような辛さを誇る『獄激辛シリーズ』が思い出されるが、果たして本商品はどんな辛さなのか? 食べてみた結果、全俺が泣いた──。

・どれくらいの辛さなのか?

まずは冒頭で『超大盛やきそば 社員が思う一番美味しい辛さ』の商品概要をご覧いただこう。本商品について公式ホームページには以下のように記されている。


「ペヤングの激辛では辛すぎるという声を受け開発した “旨さ” と “辛さ” を兼ね備えた商品です。辛さの中にも旨味をしっかりと感じられることが特徴となっており、超大盛サイズで食べ応えの仕上がりです」


この情報から推測するに『超大盛やきそば 社員が思う一番美味しい辛さ』は、激辛ほどの辛さではない……ようだ。また今回は「旨さ」を強調していることから、いつにも増してうまみ成分には気を遣っているのであろう。

・ペヤング社員の味覚おかしくなってる説

とはいえ、9割以上の人が完食不可能の『獄激辛シリーズ』を、これまで5商品も展開しているペヤングの社員は「味覚がおかしくなっている可能性」が非常に高い。というか、ペヤングの社員は全員「獄激辛」を試食してるんだろうな?

それは置いておいて『超大盛やきそば 社員が思う一番美味しい辛さ』である。最近は「メンマたっぷりやきそば」「酸辣マヨやきそば」「きのこMAXやきそば」など、話題より味を重視しているように思えるペヤング。今回も以前よりは期待できる……ハズだ。

・確かめてみた

というわけで、ローソンで『超大盛やきそば 社員が思う一番美味しい辛さ』を購入し、実際のところを確かめてみることにした。メーカー希望小売価格は税別300円となっている。

作り方はいつものペヤングと同様で、湯切りをしたらソースを絡めるだけ。本商品は超大盛シリーズなので麺は通常の2倍……! 万が一にも「辛すぎて食べられない」なんてことになったら、それこそ完全なる罰ゲームである。

さあ、どうなんだ、これは? どうなんだ、ペヤングの社員たち? お前らの味覚が正常なのか『超大盛やきそば 社員が思う一番美味しい辛さ』を食べれば一目瞭然だ。


で、で、で。


結果的に『超大盛やきそば 社員が思う一番美味しい辛さ』は結構ウマかった。後味はしっかり辛いものの、あくまで常識の範囲内に収まっている。カレーで言うなら中辛ではなく「大辛」に相当する辛さと言っていいだろう。

また、公式サイトがアピールしていた「旨さ」も今回はかなり強め。後味は辛いが旨味が十分についてきているため「ひたすら辛いだけの獄激辛」とはワケが違う。奇抜な商品名とは裏腹に正統派のペヤングと言っていい。

・逆に泣いた

つまり、結果としては「ペヤングの社員の味覚は正常」というのが個人的な見解だ。だとするならば、なぜ獄激辛を連発してしまうのか? さては社内に「言いたいことも言えないこんな世の中じゃ」的な雰囲気があるのか? そうか、ペヤングは “POISON(ポイズン)” だったか……。

人間、生きていくために何も言えない時がある。好き勝手やり散らかしているように見えるペヤングですら “POISON” だったとは……。世の中の厳しさと世知辛さに涙を禁じ得ない。頑張れ、ペヤングの社員たち。いつか言いたいことを言えるようになるとイイね──。

とにもかくにも『ペヤング超大盛やきそば 社員が思う一番美味しい辛さ』は、なかなかウマいペヤングである。辛い食べ物がお好きな方ならば、十分に食べ切れるハズ。また辛さは「大辛」と覚えておこう。

参照元:ペヤング公式サイト
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
イラスト:稲葉翔子

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